日経平均は617円高でスタート、古河電工や楽天グループなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;70085.60;+617.49TOPIX;3999.16;+17.16
[寄り付き概況]
30日の日経平均は617.49円高の70085.60円と続伸して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は反発。ダウ平均は306.63ドル高の52182.74ドル、ナスダックは522.52ポイント高の25820.14で取引を終了した。トランプ大統領が30日にイランとドーハで会合を開催する計画を発表したため和平前進期待に、寄り付き後、上昇。原油価格や金利の上昇で伸び悩んだが、ハイテクの回復が支援し、相場は終日堅調に推移した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.07%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.83%上昇と、ダウ平均(0.59%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、昨日の日経平均が一時1300円を超す下げとなった後に下げ渋り、上げに転じて取引を終えたことから、株価の下値の堅さが意識された。一方、米国とイランの協議を巡る情勢が依然不安定で、昨日の海外市場で原油先物価格が強含みとなったことが株価の重しとなった。また、外為市場で円安・ドル高が進んでおり、介入警戒感が意識され、投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、5月の有効求人倍率
(季節調整値)は1.17倍で前月から0.01ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.18倍だった。同じく取引開始前に発表された5月の鉱工業生産指数
(季節調整済み)速報値は前月比0.5%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.1%上昇だった。今日は、ネイス<589A>が東証グロースに上場した。
セクター別では、海運業、非鉄金属、機械、建設業、精密機器などが値上がり率上位、パルプ・紙、空運業、陸運業、鉄鋼、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、古河電工<5801>、フジクラ<5803>、楽天グループ<4755>、太陽誘電<6976>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、スクリーンHD<7735>、イビデン<4062>、ファナック<6954>、ルネサス<6723>、リクルートHD<6098>、住友電工<5802>、村田製<6981>、三井金属<5706>、KOKUSAI<6525>、キオクシアHD<285A>などが上昇。他方、日東紡<3110>、サンリオ<8136>、トヨタ<7203>、日立<6501>、レゾナック<4004>、任天堂<7974>、JT<2914>、NEC<6701>などが下落している。
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