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銘柄/投資戦略 2026/07/07 19:31 一覧へ

アットマークテクノ---26年7月期中間期はIoTゲートウェイ製品が好調、プロマーケット上場を機に成長加速へ

*19:31JST アットマークテクノ---26年7月期中間期はIoTゲートウェイ製品が好調、プロマーケット上場を機に成長加速へ 株式会社アットマークテクノ<588A>は6月30日、札幌証券取引所プロマーケットに第一号案件として上場するとともに、2026年7月期中間期決算を発表した。売上高が9.30億円、営業利益が0.53億円、経常利益が0.43億円、中間純利益が0.31億円となった。なお、前中間会計期間については中間財務諸表を作成していないため、前中間会計期間との比較分析は行っていない。今回の上場は直接の資金調達に先立ち、まずは企業としての信用度や知名度の向上を主目的としており、IoT機器メーカーやIoTシステム開発企業への長期供給企業としての安心感を醸成することで、さらなる採用促進に繋げる狙いがある。

同社は「組み込みプラットフォーム事業」の単一セグメントであり、各種機器に組み込むための「CPUボード」製品や「IoTゲートウェイ」製品等の開発・製造・販売、およびIoT機器の運用監視サービス(「node-eye」「Armadillo Twin」)を展開している。ハードウェア単体の提供にとどまらず、Linuxベースの独自セキュリティOSや監視サービスまでを一貫して提供できるプラットフォーム企業であることが本質的な価値であり、国内で同様のビジネスモデルを持つ企業は極めて希少である。国内設計・国内製造による高信頼性や長期供給体制、日本語サポートなどを強みに、年間400〜500社の広範な顧客基盤を有している。足元では、駐車場機器やEV充電器等のモビリティ関連の案件や、スマートエネルギー管理の普及に伴う電力関係向けの案件が好調に推移し、業績を牽引した。

2026年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比0.5%減の18.52億円、営業利益が同25.2%増の0.81億円、経常利益が同15.0%増の0.58億円、当期純利益が同29.2%増の0.48億円となっている。売上高は足元の受注状況を積み上げて堅実に算定しており、利益面では前期に実施した新サービス開発への多額の投資が一巡したことで、販売管理費の削減や原価率の改善が進み、営業利益率は大幅に向上する見込みである。今後は国内の「JC-STAR」制度や欧州の「サイバーレジリエンス法」といったIoTセキュリティの厳格化を追い風に、先行投資してきたサービス事業の急拡大が期待されるほか、開発がほぼ完了している高性能なエッジAI製品の販売開始も控えており、次なる成長ステージへの移行を見据えている。なお、株主還元については、現在はグロース型企業として事業投資を優先する方針としている。


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