フィスコニュース

市況・概要 2026/07/11 14:43 一覧へ

為替週間見通し:伸び悩みか、中東に不透明感も米インフレ圧力は一服

*14:43JST 為替週間見通し:伸び悩みか、中東に不透明感も米インフレ圧力は一服 ドル・円は伸び悩みか。中東情勢の不透明感から原油高・金利高に振れやすく、ドル買い要因になりやすい。ただ、米インフレ圧力が弱まれば、一段のドル買いは抑制されそうだ。
中東では、トランプ米大統領によるイランへの軍事圧力が続く一方、イラン側もホルムズ海峡封鎖の可能性に言及しており、地政学リスクは依然としてくすぶっている。有事への警戒感が高まれば、原油高や米長期金利の上昇を通じてドル買いが入りやすい。
一方、米国ではインフレ圧力の鈍化が見込まれている。14日発表の6月消費者物価指数(CPI)で予想通り伸びが鈍化すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測はやや後退し、ドル買いは一服する可能性がある。
さらに、16日発表の6月小売売上高は前月の大幅改善から減速の可能性がある。個人消費の勢いが鈍れば国内景気の減速懸念が意識され、FRBの引き締め姿勢もやや慎重になるとの見方が広がりやすい。
ドル・円は日本の財政運営への懸念を背景とした円売り基調が続くほか、日銀も追加利上げを急がない姿勢を維持し、円を積極的に買う材料は限られる。半面、為替介入への警戒は強まり、一段のドル買い・円売りは縮小しそうだ。

【米6月消費者物価指数(CPI)】(14日)
14日21時半発表の米6月消費者物指数(CPI)は前年比+3.92%(5月+4.2%)、コア指数は同+2.85%(同+2.9%)と伸びは鈍化の見通しで、ドル買いを弱める要因になりやすい。
【米6月小売売上高】(16日)
16日21時半発表の米6月小売売上高が悪化すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利上げを見込んだドル買いは一服する見通し。前回は前月比+0.9%だった。

予想レンジ:158円00銭-164円00銭


<FA>

フィスコニュース

マーケット ニュース一覧
  • 市況・概要 欧州為替:ドル・円は動意薄、米インフレ指標にらみ

    *19:58JST 欧州為替:ドル・円は動意薄、米インフレ指標にらみ 欧州市場でドル・円は動意が薄く、162円20銭付近でのもみ合いが続く。この後発表される米消費者物価指数(CPI)は伸びの鈍化が予想…

    19:58
  • 市況・概要 欧州為替:ドル・円は変わらず、原油高でドル買い継続

    *19:27JST 欧州為替:ドル・円は変わらず、原油高でドル買い継続 欧州市場でドル・円は162円20銭付近と、ほぼ変わらずの値動き。国内資産への投資拡大観測や為替介入への警戒感で円買い圧力は続くも…

    19:27
  • 市況・概要 欧州為替:ドル・円は底堅い、162円台を維持

    *18:25JST 欧州為替:ドル・円は底堅い、162円台を維持 欧州市場でドル・円は底堅く推移し、162円38銭から162円04銭まで下落後は小幅に戻した。為替介入への警戒感から下押し圧力は続くもの…

    18:25