先物高を映して買い先行スタートも中東情勢を見極めたいとの思惑から上値の重い展開か
*08:25JST 先物高を映して買い先行スタートも中東情勢を見極めたいとの思惑から上値の重い展開か
[本日の想定レンジ]
19日の米国市場は、奴隷解放記念日(ジューンティーンス)のため休場だった。ナイトセッションの日経225先物は大阪日中比230円高の71850円だった。本日は、先物高にさや寄せする形で買いが先行して始まることが想定されるものの、中東情勢の行方を見極めたいとの思惑もあり、利益確定売りに上値の重い展開が見込まれる。19日の東京市場は、半導体・人工知能(AI)関連株の上昇を支援材料に日経平均は5日連続で史上最高値を更新した。ローソク足は陰線を形成し、上値の重さが意識される形だった。しかし、ザラバ高値と安値は前日水準を上回り、上向きの5日移動平均線(70185円)を下回ることなく推移し、引き続き強気相場の継続が期待される。
19日の米国市場は休場だったが、イラン軍は20日、米国とイスラエルが停戦合意の覚書に違反したとして、ホルムズ海峡を封鎖すると発表した。軍当局は米国が覚書の第1条に違反したことや、イスラエルが南レバノンで停戦違反を継続していることを挙げている。このため、中東不安が高まれば利益確定売りが膨らむことも想定される。一方、スイスで21日、米国とイランの戦闘終結の最終合意に向けた協議が行われ、レバノン停戦を巡り依然不安定な情勢が続くなか、どこまで踏み込んだ話し合いができるかが焦点となる。また、トランプ米大統領は同日、自身のSNSへの投稿で、イランはヒズボラの活動を「直ちに止めなければならない」と投稿したうえで、「そうでなければ、イランに再び激しい攻撃を加える」と威圧しており、中東リスクが激化するなら、再びリスク回避の動きが強まる可能性があり、引き続き中東情勢に関する報道には注意が必要だろう。さらに、時間外取引での米国株価指数先物が軟調なことも利食い売りを出すきっかけにつながるかもしれない。上値メドは、心理的な節目の72500円や73000円、73500円、74000円。下値メドは、5日移動平均線の70185円や心理的な節目の70000円、3日の高値の68786円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限72000円-下限70000円
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