6日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は下落、対イラン協議の不透明感や早期利上げ観測が強まる
*07:36JST 6日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は下落、対イラン協議の不透明感や早期利上げ観測が強まる
■NY株式:米国株式市場は下落、対イラン協議の不透明感や早期利上げ観測が強まる
米国株式市場は下落。ダウ平均は464.02ドル安の53885.10ドル、ナスダックは15.09ポイント安の26348.35で取引を終了した。
対イラン協議を巡る不透明感に原油高が嫌気され、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事が利上げ支持する意向を示したほか、英紙報道でウォーシュFRB議長がインフレ高進なら利上げの用意があると報じられたため早期利上げ観測がさらなる売り圧力となり、相場は終日軟調に推移し終了。セクター別では電気通信サービスやエネルギーが上昇した一方銀行が下落した。
高級衣料ブランドのラルフローレン(RL)は第1四半期の調整後1株当たり利益が予想を上回ったほか、第2四半期業績見通しを引き上げ、上昇。レンタカー会社のハーツ・グローバル・ホールディングス(HTZ)は四半期決算で調整後の1株当たり損失が予想程拡大せず、買われた。
オンライン小売りのアマゾン・ドット・コム(AMZN)は創業者のベゾス氏による保有株売却が当局の報告で明らかになり、小幅安。検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は起債による最大250億ドル規模の資金調達計画を発表し、下落。ピザ宅配サービスを提供するパパ・ジョーンズ(PZZA)は第2四半期決算で、国内売り上げが弱く、見通しを引下げ、下落。
旅行情報・予約サイト運営のエアビー・アンド・ビー(ABNB)は取引終了後に第2四半期決算を発表。予約状況が強く1株当たり利益が予想を上回ったほか、第3四半期見通しを引き上げ、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米イラン合意期待後退で原油高
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円81銭まで下落後、158円55銭まで上昇し、157円46銭で引けた。
米イラン合意期待後退で原油高、さらに、先週分新規失業保険申請件数が予想を下回ったほか、米4-6月期非農業部門労働生産性速報が予想を上回り労働市場、成長の底堅さが示され金利が上昇。また、英フィナンシャルタイムズ紙で関係筋の話として、ウォーシュFRB議長がインフレ高進なら利上げの用意があると報じたため年内の利上げを織り込むドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1545ドルから1.1515ドルまで下落し、1.1522ドルで引けた。
ユーロ・円は182円15銭から182円64銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3479ドルまで上昇後、1.3449ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8088フランから0.8136フランまで上昇した。
■NY原油:反発、ホルムズ海峡合意の実効性に懐疑的な見方も
8月6日のNY原油先物9月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+2.46ドル(+3.27%)の77.68ドルで通常取引を終了した。通常取引時間帯の取引レンジは74.61-78.30ドル。8月3日から8月5日まで3営業日続落していた反動に加え、イラン・オマーン間で合意したとされるホルムズ海峡の航路再開について、イラン側が「海峡の完全再開を意味するものではない」とけん制したと伝わり、供給正常化への過度な楽観論が後退。売り一巡後は買い戻しが優勢となった。通常取引終了後の時間外取引では主に78ドル前後で推移している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 63.00ドル -0.25ドル(-0.39%)
モルガン・スタンレー(MS) 213.75ドル -4.52ドル(-2.07%)
ゴールドマン・サックス(GS)1032.58ドル -27.80ドル(-2.62%)
インテル(INTC) 99.81ドル -1.25ドル(-1.23%)
アップル(AAPL) 312.41ドル +1.41ドル(+0.45%)
アルファベット(GOOG) 356.62ドル -3.51ドル(-0.97%)
メタ(META) 589.90ドル +1.13ドル(+0.19%)
キャタピラー(CAT) 856.96ドル -14.12ドル(-1.62%)
アルコア(AA) 47.48ドル -0.21ドル(-0.44%)
ウォルマート(WMT) 112.07ドル -0.27ドル(-0.24%)
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