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銘柄/投資戦略 2026/05/22 10:06 一覧へ

グロービング株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)

*10:06JST グロービング株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6) グロービング<277A>

■グロービング 田中様
基本的には「AI議事コン」も「グロービングくん」も「スペンドインテリジェンススイート」も、当社がコンサルタントとして培ってきたノウハウが凝縮されたものです。そのため、共同開発に着手する前に、どの部分が当社の知的財産(IP)として残り、どの部分をクライアントが保有するのかを明確に切り分けています。 実態としては、大部分を当社が保有する形で契約を締結しており、他社への展開も含めて活用できる状態にあります。

「暗黙知プラットフォーム」について、さらに補足させていただきます。私たちが「暗黙知プラットフォーム」と呼んでいるものは、前述した企画サポートツールの「グロービングくん」や「AI議事コン」、「スペンドインテリジェンス」といった各ソリューションの基盤となるものです。これらをクライアントと共同開発する過程で、業界ごとの知見や、例えば自動車業界の製造部門、あるいは電機業界の調達部門といった領域(ドメイン)ごとのナレッジを蓄積しています。それはコンサルタントとしてのデューデリジェンス(DD)能力に裏打ちされた知見に近いものです。
また、クライアント企業の中に眠っている「暗黙知」を、コンサルタントがインタビューを通じてAI化していくプロセスを、実際の共同開発の中で実施しています。私たちはこの手法をすでに確立しているため、今後は優秀な熟練層の方々とAIが対話することで、その暗黙知の抽出を自動化できる「暗黙知AI化エンジン」のようなものを構築していこうと考えています。
さらにデータ変換の領域についても、クライアントが保有する多様な基幹システム等のデータにおいて、定義は同じであっても意味が全く異なるという課題が頻繁に発生します。これまではコンサルタントが分析の過程で精緻に紐解いてきた作業ですが、ここについても自動化するエンジンを開発していく予定です。
これら3つの要素を備えているものが、私たちの定義する「暗黙知プラットフォーム」です。共同開発を通じて知見を固めてきたこの部分をプラットフォーム化することで、その上に乗るソリューションの開発スピードを飛躍的に高められると考えています。この体制が整えば、導入からわずか数週間という極めて短期間でビジネスインパクトを創出するような、迅速なAI導入が実現できると見込んでいます。

●DAIBOUCHOU
そうなると、単にお客さんの仕様に合わせて作る「受託開発」というよりは、貴社が持つノウハウを、お客さんの要望や環境に合わせてうまく適応させ、カスタマイズしていくというイメージでしょうか。

■グロービング 田中様
はい、まさにおっしゃる通りです。私たちは、例えば「組み立て製造業」「プロセス産業」「製薬」「金融」といった業界ごとのオペレーションやビジネス構造を深く理解しています。どこを突けば最大のビジネスインパクトが出るのかを熟知した上で導入を進めるため、私たちが持つノウハウを即座に価値へと転換できる。そこが私たちの真の強みだと考えています。

●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。続いて、上場に関する質問です。御社は非常にキャッシュが残りやすい事業環境にあり、現在60億円以上の現預金を保有されているかと思います。この資金を今後どのように活用される予定でしょうか。また、配当も開始されましたが、自社株買いなど、その他の株主還元策についてのお考えもお聞かせください。

■グロービング 田中様
おっしゃる通り、当社のビジネスはキャッシュフローが非常にプラスになりやすい構造であり、現時点で手元資金も積み上がっています。この資金については、まずは成長投資にしっかりと振り向けていく方針です。
株主還元については、すでにご案内している通り、配当性向30パーセントを目安として年2回の配当を実施する計画です。今期(2026年5月期)については、配当開始初年度ということもあり、期末一括で1株当たり15円を予定していますが、次年度以降は中間・期末の年2回実施し、増益に伴う累進的な配当を目指していきます。
また、成長投資やM&Aも積極的に検討していきますが、それでもなおキャッシュが蓄積されていくと見ています。そのため、自社株買いを含めた企業価値向上のための施策についても、状況を見ながら柔軟かつ積極的に検討していきたいと考えています。

●DAIBOUCHOU
そうですね。最近はAIの脅威などが意識されて株価が厳しい局面もあるかと思いますので、ぜひ自社株買いなどで支えていただけると株主としても心強いです。
さて、次の質問ですが、今年4月30日にプライム市場へ昇格されました。プライム上場による人財採用や営業活動への影響については、どの程度の実感がありますか。

■グロービング 田中様
おかげさまで、無事にプライム市場への移行を果たすことができました。ゴールデンウィーク期間を挟んだこともあり、現時点ですぐに数字として表れているわけではありませんが、やはり「信用力」の向上は非常に大きいと感じています。
当社の主力である「Joint Initiative型(JI型)」の支援は、経営人財をクライアントの深部へ送り込むモデルです。私たちが対峙しているのは日本を代表するような大手エンタープライズ企業ですので、名実ともに「プライム上場企業」として、しっかりとしたガバナンスを備えた組織のメンバーが関与することは、クライアントに大きな安心感を与えます。
また、人財採用の面でも極めてポジティブな影響が出ています。「日本企業を強くする」という当社のパーパスに共感し、かつプライム上場企業という安定した基盤で挑戦したいという優秀な層からの関心が高まっています。今回の市場変更を機に、クライアント獲得と採用の両面でさらなる加速を実現できると確信しています。

●DAIBOUCHOU
承知いたしました。ありがとうございます。今後の御社のさらなる成長に注目させていただきます。本日はどうもありがとうございました。

■グロービング 田中様
ありがとうございました。

グロービング株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)に続く

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