三井松島HD、フェローテク、アウンなど
<1518> 三井松島HD 1953 +400ストップ高比例配分。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。27年3月期営業利益は従来予想の97億円から100億円、前期比4.5%増に、純利益は71億円から86億円に引き上げ。山洋の株式を取得して子会社化したこと、株式譲渡益を計上することなどが背景。また、年間配当金は従来計画の74円から130円にまで引き上げ、前期比66円の増配となる。前日終値ベースでの配当利回りは8.4%の水準となる。
<6890> フェローテク 8940 +1500ストップ高比例配分。前日に26年12月期の業績上方修正を発表。営業利益は従来予想の380億円から600億円、前期比2.2倍の水準にまで引き上げ。セラミックスや石英などの半導体マテリアル製品、真空シール・金属加工など半導体等装置関連事業の需要が増加しているほか、AIデータセンター用の光トランシーバー向けサーモモジュールの需要も増加。収益性の高い製品の売上増によって収益は大きく上振れるもよう。
<2459> アウン 211 +50ストップ高。ChatGPT広告の運用支援を開始すると発表している。日本を含む7カ国を対象に、広告配信の企画、アカウント・キャンペーン設定、広告文や配信条件の設計、効果測定、配信後の改善までを支援するとしている。ChatGPT広告は、会話内容やユーザーの関心との関連性を踏まえて広告を表示する仕組みで、従来の広告では捉えにくかった検討段階のユーザーへのアプローチも期待できるとしている。
<6227> AIメカテック 7240 +610大幅上昇。海外の大手半導体関連メーカーより、はんだボールマウンタシステムを複数ライン受注したと発表している。これは半導体パッケージの組立工程に用いられる装置で、今回の受注はデータセンター向けAI用先端半導体パッケージ用途となるようだ。受注金額は約25億円で28年6月期に売上計上予定。今回の受注実績をきっかけに、今後の展開力への期待感も増しているようだ。
<429A> テクセンド 4285 +525急伸。UBS証券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を5300円としている。アドバンテストやKOKUSAIなどとともに、28年度のロジック向け投資の大幅増と、ビッグサイクルから受ける「前工程分野」の恩恵が過小評価されているとみているもよう。28年度はメモリ向けよりもロジック向けの方が伸び幅は大きくなる可能性が高いとし、ロジック向けエクスポージャーの大きい企業が恩恵を受けるとみているようだ。
<9090> AZ丸和HD 916 +49大幅反発。株主優待制度の新設を発表している。9月末400株以上保有の株主が対象、新設する「プレミアム優待倶楽部」において、好みの商品に交換できるポイントを付与する。400-499株保有株主には3000ポイントを贈呈、保有株式数に応じて贈呈ポイント数が増加し、2000株以上保有株主には50000ポイントが贈呈される。また、JPYCとの資本業務提携も発表、優先株を引き受ける。
<1605> INPEX 3697 +82大幅続伸。前日のNY原油相場では、WTI先物9月限が前日比2.48%他の86.43ドルまで上昇、時間外では88ドル台にまで上昇し、6月11日以来の高値水準となっている。米国によるイランの軍事拠点攻撃が継続しているほか、イエメンのフーシ派が紅海の封鎖を表明するなど、中東情勢の緊迫化が一段と強まっていることを反映。同社など原油高メリット銘柄に関心が向かう。
<4684> オービック 4161 -15伸び悩み続落。前日に第1四半期決算を発表、営業益は249億円で前年同期比15.7%増となり、据え置きの通期予想980億円に対して順調な進捗に。システムインテグレーション事業は大型プロジェクトの増加やAI活用による生産性改善で2ケタの売上成長、システムサポートも大口顧客の増加などにより、売上拡大が加速した。ただ、先に観測報道もあり、サプライズは限定的、本日はAI関連に資金が向かったことも逆風に。
<3091> ブロンコB 2453 +55大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は19.3億円で前年同期比57.5%増となり、従来予想の14.3億円を大幅に上振れた。通期予想は従来の30億円から39.7億円に上方修正した。既存店売上高の好調推移、M&A効果などを背景としているもよう。ただ、第1四半期の大幅増益決算から上振れは想定線、ポジティブ反応は限定的にとどまった。なお、年間配当金も従来計画の28円から30円に引き上げ。
<6779> 日電波 2903 +53大幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を1150円から4100円に引き上げた。生成AI関連の期待値の高まりによって、バリュエーションを米SOX指数の水準にまで引き上げたもよう。27年3月期営業利益は会社計画を上回る42億円を予想。28年3月期は生成AI関連の好調持続に加え、車載向けや移動体向けも堅調と見込み、3割超の増益を見込んでいる。
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