欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、上値では追加介入に警戒
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、上値では追加介入に警戒
7日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米雇用統計が想定通り強い内容なら、ドル買い先行。中東の和平期待の一服も、ドル買い要因に。ただ、日米協調介入への警戒は続き、上値の重さが意識されるだろう。
米国とイランによる和平協議進展に期待は一服し、原油高・金利高を背景にドル買い先行。ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレ加速の場合の引き締めの可能性を示唆し、ドル買いを支えた。この日の雇用関連指標はまちまちで、ドルの値動きへの影響は限定的。ユーロ・ドルは1.1540ドル台から1.1510ドル台に軟化、ドル・円は157円80銭付近から158円半ばに強含んだ。本日アジア市場でドル・円は158円台で底堅く推移した。
この後の海外市場は米雇用統計が焦点。非農業部門雇用者数は増加、平均時給は高止まりが予想され、インフレ圧力が意識されやすい。それを受けFRBの早期利上げ観測が高まれば、米長期金利の上昇を手がかりにドル買いが先行。また、中東情勢の先行きについて過度な警戒は後退したものの、トランプ大統領の不確実な外交姿勢を織り込み週末に向けドルは売りづらい。一方、日本の財政懸念で円売りは根強いが、日銀の利上げや追加の為替介入が観測され、ドルの上昇ペースは緩慢だろう。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 加・失業率(7月) 予想6.5% 前回6.5%
・21:30 米・非農業部門雇用者数(7月) 予想8.8万人 前回5.7万人
・21:30 米・失業率(7月) 予想4.2% 前回4.2%
・米・リッチモンド連銀総裁が全米企業エコノミスト協会の会議で討論会に参加
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