概況からBRICsを知ろう 上海総合は反落、中東情勢の悪化などを警戒
*10:21JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合は反落、中東情勢の悪化などを警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 168619.27 -0.70%
10日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.70%(1193.89ポイント)安の168619.27で引けた。日中の取引レンジは168071.00-169812.00となった。
朝方は買い先行で推移する場面もみられたが、その後は売りが優勢となった。米・イラン間の緊張再燃を背景に米国株が大幅安となり、外部環境の悪化が指数の重しとなった。半面、原油価格の上昇を受け、石油・ガス大手ペトロブラス(PETR3)、石油・ガス大手ペトロブラス(PETR4)や石油開発大手ペトロ・リオ(PRIO3)などエネルギー関連株は下支え要因となった。
【ロシア】MOEXロシア指数 2520.88 -0.07%
10日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.07%(1.89ポイント)安の2,520.88となった。日中の取引レンジは2,482.29-2,535.25となった。
終盤はプラス圏を回復する場面もあったが、引け間際に再び売りに押された。海外株の下落が投資家のリスク志向を後退させた。また、米・イラン間の緊張状態が再び高まっていることもマイナス材料となった。半面、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 73983.18 +0.09%
10日のインド株式市場はまちまち。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.09%(64.42ポイント)高の73983.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは0.12%(27.15ポイント)安の23214.95で取引終了した。
前日終値近辺で寄り付いた後は上値の重い展開となり、一時74608.81まで上昇したものの、その後は伸び悩んだ。中東情勢を巡る不透明感が警戒されたほか、成長予想の下方修正も指数の足かせとなった。フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2026年度のインドの成長予想を6.7%から6.4%へ引き下げた。イラン戦争の長引きが消費意欲を低下させ、9-12月期の成長率がそれによって悪影響を受けると指摘した。
【中国】上海総合指数 3993.23 -0.42%
10日の中国本土市場は反落。主要指標の上海総合指数が前日比16.81ポイント(0.42%)安の3993.23ポイントで引けた。
中東情勢の悪化を受けて外部環境の不透明感が強まり、米軍ヘリコプター撃墜を巡る報復攻撃の開始が地政学リスクへの警戒を高めた。半導体や資源関連を中心に売りが優勢となった。一方で、中国の物価統計では消費者物価指数(CPI)の上昇率(前年同月比)1.2%上昇、生産者物価指数(PPI)の上昇率(同)が3.9%となり、おおむね市場予想に沿う内容だったほか、中国の政策支援への見方が相場を下支えした。内需の弱さを指摘する声はあるものの、下値を積極的に売り込む動きは限られ、指数は軟調ながらも一定の底堅さを維持した。
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