今日の為替市場ポイント:値動きの荒さを伴いながらも方向感の出にくい相場が続きそう
*08:19JST 今日の為替市場ポイント:値動きの荒さを伴いながらも方向感の出にくい相場が続きそう
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円10銭から158円05銭まで下落し、158円18銭で引けた。米財務省が長期債市場の流動性支援買戻しで、1回あたりの実施上限額を少なくとも2倍の40億ドルに引き上げると発表したため米国債市場を支え長期金利の低下でドル売りが優勢となった。その後、原油価格の上昇や連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で多くの参加者がインフレ鈍化しなかった場合の利上げが必要と考えていることが明らかになり、下げ止まった。
本日8月20日の米ドル・円は方向感を探る展開か。前日発表された7月FOMC議事録では利上げの可能性を示唆する内容も確認され、ドルの下げ止まり要因となった。ただ、米財務省による長期債買い入れ拡大を受けた金利低下圧力は残っており、200日移動平均線が位置する158円台がサポートとして意識される一方、これを割り込めば介入時の安値155円台前半を試す動きも視野に入る。日本側では日銀の早期利上げ観測が根強く円買い材料となっているが、来週27~29日のジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演待ちのムードも強く、積極的な仕掛け的な売買は手控えられやすい。上下双方の材料が拮抗し、値動きの荒さを伴いながらも方向感の出にくい相場が続きそうだ。
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