クロスキャット Research Memo(6):2027年3月期も最高業績更新見込む。データ活用基盤構築案件等がけん引
*15:26JST クロスキャット Research Memo(6):2027年3月期も最高業績更新見込む。データ活用基盤構築案件等がけん引
■今後の見通し
クロスキャット<2307>の2027年3月期の連結業績は、売上高で前期比3.4%増の17,900百万円、営業利益で同6.8%増の2,150百万円、経常利益で同7.2%増の2,190百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同1.9%増の1,540百万円を見込んでいる。売上高・各利益は過去最高を更新する予想であり、営業利益率は前期の11.6%から12.0%へ上昇する見通しだ。
業績拡大をけん引するのは、引き続き金融分野を中心とした大型案件である。クレジット分野ではライフカード(株)向け案件などが進行しているほか、公営競技・スポーツ振興くじ向け案件についても良好な受注環境が継続している。これらの案件がSI分野の安定成長を支える見通しである。2027年3月期はSI分野による安定成長とDX分野による成長加速を両輪として、増収増益の継続を見込んでいる。2026年3月期に中期経営計画の利益目標を前倒しで達成した勢いを維持しながら、次期成長ステージへの移行を進める1年になると考えられる。
DX分野ではクラウド関連案件やデータ活用基盤構築案件の拡大が続く見込みである。企業のデータ活用需要は引き続き高水準で推移しており、BIビジネスを中心としたデータ活用ソリューションの需要拡大が期待される。また、SI分野で培った業務ノウハウとDX分野の技術力を組み合わせることで、高付加価値案件の獲得を進める。
利益面では、PMOによる品質管理体制の継続に加え、高付加価値案件の拡大が収益性向上に寄与する見通しである。人的資本投資を継続しながらも、プロジェクト管理の高度化や生産性向上によって収益力を高め、営業利益率12.0%の達成を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中西 哲)
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