今日の為替市場ポイント:163円が意識されると引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい
*08:03JST 今日の為替市場ポイント:163円が意識されると引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円35銭から162円59銭まで上昇し、162円53銭で引けた。トランプ米大統領がイランの中東近隣諸国米軍基地での被害が拡大するにつれ、「代償を払うことになる」と警告するなど米イラン軍事対立が一段と激化するリスクが上昇。原油高で年内の利上げを織り込み長期金利上昇に伴うドル買いも一段と強まった。
本日7月21日の米ドル・円は底堅い動きか。中東情勢を巡る思惑が交錯するなか、米長期金利の上昇を意識したドル買いが相場を下支えしやすい。ただ、7月1日に付けた1986年12月以来の高値162円84銭が上値のレジスタンスとして意識されており、上値を追う展開にはなりにくい。163円が近づくほど為替介入への警戒感が高まり、ドルの上値は重くなりそうだ。日本の財政悪化懸念による円売りも観測されており、米ドル安・円高に振れる展開は想定しにくいが、163円が意識される場面では為替介入への警戒が強まりやすく、引き続きドルに対する下押し圧力もかかりやすい。
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