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市況・概要 2026/06/30 12:10 一覧へ

日経平均は続伸、売り買い交錯もプラス圏を維持

*12:10JST 日経平均は続伸、売り買い交錯もプラス圏を維持  日経平均は続伸。648.71円高の70116.82円(出来高概算9億1061万株)で前場の取引を終えている。

 前日29日の米国株式市場は反発。ダウ平均は306.63ドル高の52182.74ドル、ナスダックは522.52ポイント高の25820.14で取引を終了した。トランプ大統領が30日にイランとドーハで会合を開催する計画を発表したため和平前進期待に、寄り付き後、上昇。原油価格や金利の上昇で伸び悩んだが、ハイテクの回復が支援し、相場は終日堅調に推移した。

 米株式市場の動向を横目に、30日の日経平均は617.49円高の70085.60円と続伸して取引を開始した。前日の米国市場で主要指数が反発し、ナスダックが大幅高となった流れを受け、東京市場でも半導体関連株を中心に買いが先行した。日経平均は7
0000円台を回復した後は上げ幅を縮小する動きも見られ、前場中盤にかけては高値圏で売り買いが交錯したが、株価の下値の堅さが意識されてプラス圏を維持した。

 個別では、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、フジクラ<5803>、太陽誘電<6976>、村田製<6981>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>、スクリン<7735>、キオクシアHD<285A>、ディスコ<6146>、レーザーテク<6920>、キーエンス<6861>、古河電<5801>、京セラ<6971>などの銘柄が上昇。

 一方、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、TDK<6762>、トヨタ<7203>、ニトリHD<9843>、バンナムHD<7832>、三菱商<8058>、富士フイルム<4901>、オリンパス<7733>、エムスリー<2413>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、スズキ<7269>、中外薬<4519>、塩野義<4507>などの銘柄が下落。

 業種別では、非鉄金属、電気機器、機械などが上昇した一方で、水産・農林業、輸送用機器、その他製品などが下落した。

 後場の日経平均株価は、70000円台を維持しながら底堅さを試す展開が見込まれる。一方、米国とイランの協議を巡る情勢が依然不安定で、昨日の海外市場で原油先物価格が強含みとなったことが株価の重しとなろう。中東情勢を巡る協議が進展すれば原油高への警戒は和らぐが、合意内容が不透明なままでは再びインフレ懸念や金利上昇を通じて株式市場の重荷となりやすい。また、外為市場で円安・ドル高が進んでおり、介入警戒感が意識され、投資家心理を慎重にさせている。月末・四半期末に伴う需給調整も残るため、後場は米株先物、為替、原油価格を確認しながら、買い戻しと利益確定売りが交錯する展開となろう。
<AK>

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