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市況・概要 2026/02/27 08:28 一覧へ

売り一巡後は押し目を拾う流れに

*08:28JST 売り一巡後は押し目を拾う流れに  27日の日本株市場は売り先行で始まり、売り一巡後は押し目買い意欲の強い相場展開が見込まれる。26日の米国市場はNYダウが17ドル高、ナスダックは273ポイント安だった。前日の取引終了後に決算を発表したエヌビディアの下げが重荷になった。ただ、セールスフォースが買われるなかでソフトウエア株の買い戻す動きが続いたほか、米国とイランの核協議で仲介をしたオマーンやトランプ政権の高官が協議の進展に言及したことが安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円安の58715円。円相場は1ドル=156円10銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。エヌビディアは5%を超える下落となったことで、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になりそうである。ただ、前日の日経平均株価は朝方につけた59332円を高値に利益確定の動きから下げに転じる場面もみられており、持ち高調整の動きも出ていたため、エヌビディアの下落を嫌気した動きは限られ、売り一巡後は押し目を拾う流れに向かう可能性はありそうだ。

 日経平均株価は日足・週足のボリンジャーバンドの+2σ水準まで上昇しているため、利食いの動きは入りやすいところであるが、バンドの切り上がりに沿ったトレンド形成のなかでは、押し目買い意欲は強いだろう。エヌビディアの下落影響からハイテク株が弱い値動きをみせたとしても、内需系などTOPIX型への買いに向かわせそうである。また、グロース250指数は直近で大幅な調整をみせたものの、25日・200日線を支持線としたリバウンドを強めてきた。日経平均株価がこう着感を強めるなかで、個人主体の資金は中小型株での値幅取り狙いにも向かわせよう。

 また、来週は3月に入ることで中旬に予定されている日米首脳会談に関心が集まりやすいだろう。対米投融資を巡り関連するであろうテーマ株への物色が改めて強まる可能性はありそうだ。エネルギー問題を背景としたAIデータセンターに関連する幅広い銘柄が注目されやすいところである。

<AK>

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