欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、中東合意期待の後退も160円台を意識
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、中東合意期待の後退も160円台を意識
13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国とイランの和平協議は不調に終わり、ホルムズ海峡封鎖により原油相場高騰でドル買い先行の見通し。ただ、160円台の為替介入が警戒され、過度な円売りは縮小しそうだ。
11日からの米国とイランの和平協議開催を前に様子見ムードが広がり、前週末は方向感の乏しい展開となった。両国の主張には隔たりがあり協議の行方は不透明で、ドルは売りづらい地合いに。この日の消費者物価指数(CPI)は加速の一方、ミシガン大学消費者信頼感指数は低調で今後の減速懸念からドルは終盤に失速した。週明けアジア市場は和平協議が合意に至らず、中東情勢の不透明感によるドル買いが先行。ただ、株安を嫌気した円買いが重石となった。
この後の海外市場は引き続き米国とイランの今後の動きが注目される。パキスタンの首都イスラマバードで行われた両国の和平協議は解決に至らず、ドルは売りづらい展開となりそうだ。それを受けNY原油先物(WTI)は1バレル=100ドル台に浮上し、ドル買い材料に。ただ、前週のインフレ指標の加速と景況感の悪化でスタグフレーションへの警戒感も続き、ドルは積極的に買いづらい。また、心理的節目の160円が意識され、為替介入の思惑から円売りは縮小しそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・23:00 米・3月中古住宅販売件数(予想:408万件、2月:409万件)
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