2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。前期並みを予想。
【業績予想/決算速報】ITbookホールディングス<1447>が3月26日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(900百万円)から下方修正され、前期並みの710百万円になる見通し。
決算期 |
|
---|---|
|
202303 本
|
|
202403 本
|
|
202403 本
|
月数
|
区分
|
発表日
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
---|---|---|---|---|---|---|
12
|
会社実績
|
2023/05/15
|
30,528
|
739
|
708
|
162
|
12
|
会社予想
|
2024/03/26
|
29,100
|
770
|
710
|
165
|
12
|
従来予想
|
2024/02/14
|
34,400
|
1,000
|
900
|
500
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
人材事業(技術者派遣)およびシステム開発事業において、昨今のIT人材の不足により当初予定していたエンジニアの採用が進まず、案件獲得に影響し、売上高は計画を下回る見込みとなりました。(計約17億円) 地盤調査改良事業において、上半期は堅調であったものの、下期は注文住宅市況の悪化による住宅販売低迷の影響、東北地方の降雪による稼働率の低下、大型案件の期ずれおよび失注が重なり売上高は当初の計画を下回る見込みとなりました。また、地盤調査改良事業の不動産事業において、造成業者による販売用不動産の造成工事の着工延期や住宅地の市況低迷が重なり、当初の販売計画を大幅に下回る結果となしました。(計約27億円) 建設テック事業において、販売代理店との契約が進まず、当初の販売計画を下回る結果となりました。(約4億円) また、連結売上高の減少に伴い、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益が減少したこと、および2024 年1月23日付適時開示「証券取引等監視委員会による課徴金納付命令の勧告および特別損失発生についてのお知らせ」ならびに2024年3月15日付適時開示「金融庁による課徴金納付命令の決定について」に記載の特別損失1億929万円を考慮した結果、期初の想定を下回る見込みとなったため、業績予想を修正いたします。