2026年3月期連結本決算経常見通し上方修正。2.9%減益を予想。
【業績予想/決算速報】イチケン<1847>が10月31日に発表した業績予想によると、2026年3月期本決算の経常損益は前回予想(5,200百万円)から上方修正され、2.9%減益の6,600百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(2,500百万円)から上方修正され、3,700百万円となる見通し。
決算期 |
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202503 本
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202603 本
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202603 本
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202509 中
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202509 中
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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|---|---|---|---|---|---|---|
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12
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会社実績
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2025/05/20
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98,999
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6,866
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6,800
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4,697
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12
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会社予想
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2025/10/31
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101,000
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6,700
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6,600
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4,400
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12
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従来予想
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2025/08/08
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99,000
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5,350
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5,200
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3,500
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6
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会社予想
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2025/10/31
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49,100
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3,700
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3,700
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2,500
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6
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従来予想
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2025/08/08
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48,500
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2,550
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2,500
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1,700
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
(1)第2四半期(中間期) 売上高につきましては、工事が予想通り進捗していることから、前回予想から大きな変更はない見込みであります。各利益につきましては、生産性・採算性を重視した受注に取り組んでいること、また資材価格や労務費の転嫁が進んだことによる工事採算性の改善により、完成工事総利益が当初予想よりも増加したことなどから、営業利益、経常利益及び中間純利益がそれぞれ前回予想を上回る見込みであります。 2)通期 通期の業績予想につきましては、第2四半期(中間期)までの業績動向を踏まえ、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益は、それぞれ前回予想を上回る見込みであります。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、事業の成長・拡大及び財務基盤の安定化による企業価値の向上と、株主様への直接的な利益還元である配当の安定的な実施に重点を置き、利益配分につきましては、今後の成長・拡大に備えた内部留保の充実を考慮して決定することを株主還元の基本方針としております。 2026年3月期第2四半期末及び2026年3月期期末の1株当たりの配当予想につきましては、今回の業績予想修正並びに今後の動向等を総合的に勘案し、前回予想から2026年3月期第2四半期末では10円、2026年3月期期末では35円、合計で45円の増配をいたします。 これにより、第2四半期末では65円、期末では120円、年間合計185円とする配当予想へ修正をいたします。