2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。30.4%増益を予想。
【業績予想/決算速報】亀田製菓<2220>が4月17日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(5,800百万円)から上方修正され、30.4%増益の6,800百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは5,343百万円を予想している。
決算期 |
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202303 本
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202403 本
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202403 本
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202403 本
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202403 Q4
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/05/10
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94,992
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3,564
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5,215
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1,892
|
12
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会社予想
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2024/04/17
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95,500
|
4,400
|
6,800
|
2,200
|
12
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従来予想
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2024/02/02
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97,500
|
4,500
|
5,800
|
3,300
|
12
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コンセンサス
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2024/04/16
|
94,449
|
4,084
|
5,343
|
3,035
|
3
|
コンセンサス
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2024/04/16
|
24,807
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1,540
|
1,696
|
1,248
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
売上高については、単体米菓で上期に生じた製販ギャップによって一時的に営業活動が制限されたほか、食品事業における個人需要の反動減等はありましたが、収益重視の経営方針のもと国内米菓事業を中心に規模よりも質的成長に舵をきった影響が大きく、前回発表予想を下回る見込みです。 営業利益については、国内米菓事業において価格改定や規格変更により収益性改善が進んだ一方で、前述のとおりMGC社の構造改革に伴う費用や、収益の回復に時間を要することから、前回発表予想を下回る見込みです。 経常利益については、為替レートが想定より円安で推移したことにより前回発表予想を上回る見込みであり、また、親会社株主に帰属する当期純利益については、MGC社の固定資産の減損損失を計上する見込みであることから、前回発表予想を下回る見込みです。今後の施策について MGC社は、サプライチェーンの混乱も収束し供給体制も正常化したことから、新規取引先の開拓など売上拡大に向けて取り組んでおります。 MGC社の事業運営の安定化はもとより、国内米菓事業における重点ブランドを中心とした収益構造改革、新商品の投入を含む更なる商品ポートフォリオの強化、製造工程における革新と改善を通じて、グループを挙げて収益力強化に取り組んでまいります。配当予想について 期末配当予想につきましては、2023年5月10日に公表した1株当たり41円から変更はありません。(年間配当金 1株当たり56円)