2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。48.7%減益を予想。
【業績予想/決算速報】岩塚製菓<2221>が4月30日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(2,550百万円)から上方修正され、48.7%減益の2,800百万円になる見通し。
決算期 |
|
---|---|
|
202303 本
|
|
202403 本
|
|
202403 本
|
月数
|
区分
|
発表日
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
---|---|---|---|---|---|---|
12
|
会社実績
|
2023/05/12
|
20,386
|
-213
|
5,454
|
3,970
|
12
|
会社予想
|
2024/04/30
|
22,000
|
600
|
2,800
|
1,950
|
12
|
従来予想
|
2024/02/08
|
21,800
|
450
|
2,550
|
1,800
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
米菓業界では、市場全体の販売は昨年を上回って推移している模様でありますが、コスト面では原材料費の高止まりに加え人件費や物流費の増加が見込まれるなど厳しい状況が続いております。さらに、夏場の天候不順の影響から原料米事情が悪化するなど、調達面においても厳しい環境下にあります。 当社におきましては、第3四半期の業績が判明した時点で、国産米の安定調達など堅実な販売姿勢が一定の評価を得てシェアを確保できており、年度末まで増収基調を保つべく主力商品主体に営業強化することとし、損益面では、堅調な販売実績を背景にしながらも、季節的に生産量が抑えられ製造原価が押し上げられるほか、競争激化から販促経費が嵩むものと考え、今年度通期については、売上高は期初計画どおり21,800百万円の達成を見込むとともに、営業利益は修正目標350百万円を450百万円として上方修正いたしました。 当連結会計年度における通期の業績は、主力商品主体に堅実な販売を続けることができ、増産に伴う原価低減効果を享受、営業損益段階では年度を通じて増収増益基調を維持することができました。売上高は、当社の堅実な営業姿勢の評価が高く予想を上回る販売増に繋がり、22,000百万円(計画比0.9%増)と伸長する見通しとなり、損益面では、増収基調を堅持したなかで製造原価の改善が図られた結果、営業利益600百万円(修正計画比33.3%増)と黒字幅が拡大する見込みであります。 以上から、上記のとおり業績予想を修正いたします。また、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、営業利益の修正に合わせ上記のとおりといたします。※ 上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。