2023年12月期単体本決算経常見通し。赤字拡大を予想。
【業績予想/決算速報】enish<3667>が2月2日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の経常損益は前年よりも赤字幅が拡大し1,265百万円の赤字になる見通し。
決算期 |
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202212 本
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202312 本
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/02/10
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4,118
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-335
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-375
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-415
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12
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会社予想
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2024/02/02
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3,508
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-1,265
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-1,374
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当事業年度は、新規タイトルとして2023年6月にアニメ『ゆるキャン△』初となるオンラインゲーム「ゆるキャン△ つなげるオールインワン!!」をリリースいたしましたが、ゲームシステムの修正や動作パフォーマンスの不具合などの改善点を修正しきれずに、想定を大きく下回る結果となりました。事前に多額の広告宣伝費用も使用していたため、当期の業績の差異の大部分を占めております。 売上高につきましては、リリース1周年を迎えた大人気作品『進撃の巨人』のスマートフォンゲーム「進撃の巨人 Brave Order」は、アニメ完結編の放送・配信に伴い、好調な結果となりました。リリース3周年を迎えた『五等分の花嫁』初のゲームアプリ「五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。」は書き下ろしイラストの好評等により安定的な売上を計上いたしました。リリース13年目を迎えた「ぼくのレストラン2」や「ガルショ☆」はコラボレーション施策等が好調に推移し、こちらも安定的な売上を計上いたしました。しかしながら、「ゆるキャン△ つなげるオールインワン!!」の売上を補填するまでとはいかず、売上高は前事業年度と比較し、14.8%の減少となりました。 営業利益及び経常利益並びに当期純利益につきましては、「ゆるキャン△ つなげるオールインワン!!」の広告宣伝費用の使用、受託開発中のブロックチェーンゲーム「De:Lithe Last Memories」及び「ドラえもん のび太のゴーゴーライド!」の開発コストが先行計上されたこともあり、前事業年度と比較して営業損失及び経常損失並びに当期純損失という結果となりました。特別損失の発生 当事業年度において、当社は、収益構造の最適化の観点でリストラクチャリングを実施しており、人員の適正化に伴う特別退職金25百万円の計上、当社の非連結子会社である中国子会社(Enish China Limited.)の縮小に伴う関係会社整理損13百万円の計上、新規タイトルの開発の一部縮小に伴う事業整理損66百万円の特別損失を計上する見込みです。役員報酬の減額 役員報酬の減額を行う理由 当事業年度の業績の低迷を真摯に受け止め、その経営責任を明確にするため、 代表取締役社長と常勤取締役の役員報酬減額を実施いたします。 役員報酬の減額の内容 代表取締役社長 月額報酬の20%を減額 常勤取締役 月額報酬の10%を減額 対象期間 2024年2月から2024年3月(2ヶ月間) なお、代表取締役社長及び常勤取締役の任期は2024年3月28日開催の 第15回定時株主総会終結の時までではありますが、再選された場合におきましても、 上記役員報酬の減額は継続してまいります。