2024年5月期単体本決算経常見通し上方修正。
【業績予想/決算速報】岡山製紙<3892>が12月28日に発表した業績予想によると、2024年5月期本決算の経常損益は前回予想(800百万円)から上方修正され、1,580百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(480百万円)から上方修正され、1,050百万円となる見通し。
決算期 |
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202305 本
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202405 本
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202405 本
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202311 中
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202311 中
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/07/14
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10,870
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613
|
693
|
494
|
12
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会社予想
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2023/12/28
|
11,000
|
1,500
|
1,580
|
1,106
|
12
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従来予想
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2023/09/29
|
11,000
|
720
|
800
|
560
|
6
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会社予想
|
2023/12/28
|
5,834
|
999
|
1,050
|
728
|
6
|
従来予想
|
2023/09/29
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5,600
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440
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480
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336
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2024年5月期第2四半期累計期間の業績につきましては、物価上昇による消費の抑制等の影響で段ボール原紙を中心とした板紙の需要が減退し、板紙事業においては販売数量が前年同四半期比で4.4%減少しましたが、前期に実施した製品価格改定の効果等で、売上高は前年同四半期比で増収となる見込みです。利益については、原料古紙や主な燃料であるLNGの価格は高い水準にはありますが、価格改定の効果等により大きく増益となる見込みです。 また、2024年5月期通期の業績予想につきましては、基本的には第2四半期までの状況が継続するものの、板紙需要の先行きが不透明であることや、物流に関するいわゆる2024年問題で製品の運送費の上昇が見込まれること、下期に大型修繕工事が集中すること等を受け、利益率はやや下がるものと予想しております。(注)本資料に記載されている業績予想に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後種々の要因によって予想数値と異なる場合があります。