2026年3月期連結本決算税引前見通し上方修正。6.3%増益を予想。
【業績予想/決算速報】日本取引所グループ<8697>が9月24日に発表した業績予想によると、2026年3月期本決算の税引前損益は前回予想(82,500百万円)から上方修正され、6.3%増益の96,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは89,745百万円を予想している。
決算期 |
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202503 本
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202603 本
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202603 本
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202603 本
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202509 中
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2025/04/28
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162,230
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90,122
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90,277
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61,092
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12
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会社予想
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2025/09/24
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175,000
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95,500
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96,000
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64,500
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12
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従来予想
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2025/07/30
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161,000
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82,500
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82,500
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55,500
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12
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コンセンサス
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2025/09/22
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172,535
|
89,542
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89,745
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60,913
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6
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会社予想
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2025/07/30
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2025年4月28日に開示しました「2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」(以下、「前回開示資料」といいます。)に記載した連結業績予想数値の前提となる通期の1日平均の売買代金・取引高について、最近の市況動向を踏まえ、株券等(※1)を6兆円(前回開示資料比1兆円増)、長期国債先物取引を44,000単位(同6,000単位減)、TOPIX先物取引を87,000単位(同4,000単位減)、日経平均株価先物取引(※2)を148,000単位(同22,000単位減)、日経平均株価指数オプション取引を240億円(同変更無し)に見直すこととし、上記のとおり、通期連結業績予想を修正いたします。※1 プライム市場、スタンダード市場、グロース市場及びTOKYO PRO Market並びにETF、ETN及びREIT等に係る売買代金(立会内外含みます。)。※2 日経225mini及び日経225マイクロ先物取引高は日経平均株価先物取引における取引高へ換算しております。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、金融商品取引所グループとしての財務の健全性、清算機関としてのリスクへの備え、当社市場の競争力強化に向けた投資機会等を踏まえた内部留保の重要性に留意しつつ、業績に応じた配当を実施することを基本とし、具体的には、配当性向を60%以上とすることを目標としております。上記方針のもと、2026年3月期の1株当たり配当予想について、今回の連結業績予想の修正により親会社の所有者に帰属する当期利益の増額が見込まれることから、以下のとおり修正いたします。