業績速報

業績予想の修正に関するお知らせ

2025年2月期連結本決算経常見通し上方修正。47.4%増益を予想。

2024年07月11日 17:00 日本色材工業研(4920)
サプライズ度:
業績進捗状況: 評価なし
対前年成長率:
会社予想
サプライズ度

【業績予想/決算速報】日本色材工業研究所<4920>が7月11日に発表した業績予想によると、2025年2月期本決算の経常損益は前回予想(490百万円)から上方修正され、47.4%増益の600百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(210百万円)から上方修正され、376百万円となる見通し。

決算期
202402 本
202502 本
202502 本
202408 中
202408 中
月数
区分
発表日
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12
会社実績
2024/04/11
15,050
441
407
398
12
会社予想
2024/07/11
17,354
711
600
405
12
従来予想
2024/04/11
16,964
606
490
355
6
会社予想
2024/07/11
9,301
430
376
228
6
従来予想
2024/04/11
8,683
267
210
127

※単位は百万円:今回会社から発表された内容

業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
 2025 年2月期の第2四半期累計期間におきまして、化粧品業界ではメイクアップ製品を中心に需要は改善の傾向が続いております。新型コロナウイルス禍で低調だった新製品発売も大きく回復、特に前連結会計年度にマスク着用規制が解消したことから、口紅等の新製品発売が大きく回復して需要喚起に貢献しているものと思われます。 (個別業績)  当社におきましても、第2四半期累計期間は、国内・海外の化粧品メーカーからの受注が回復・増加している中で、クリーン・ビューティー等の当社処方が評価されて新製品の大口受注を獲得できた影響も大きく、売上高は前回発表予想値を上回る見込みです。また、利益面では、引き続きつくば工場第3期拡張等による諸費用の高止まりや、インフレによる各種費用増や採用難による工数不足をまかなうための外注加工費増を通じたコストアップはあるものの、大口受注獲得の影響もあって生産設備の稼働が向上、経常利益や四半期純利益は前回発表予想値を大きく上回る見込みです。  2025 年2月期の通期個別業績予想につきましては、第3・第4四半期の売上高は、第2四半期累計期間の大口受注が一服して、前連結会計年度からの新製品の受注の波も沈静化していくことが予想されることから、第2四半期累計期間を下回る見込みです。それに伴い、第3・第4四半期の利益も第2四半期累計期間を下回る見込みですが、通期の個別業績につきましては、第2四半期累計期間の業績嵩上げにより前回発表予想値を上回る見込みです。 (連結業績) 連結業績の第2四半期累計期間におきまして、フランス連結子会社であるTHEPENIER PHARMA & COSMETICS S.A.S.及びNippon Shikizai France S.A.S.は、医薬品及び化粧品の受注において前連結会計年度の回復ペースが鈍化してユーロ建ての売上高が減収、加えて人件費や諸物価の高騰もあって両社合計として利益は予想を下回って赤字となる見込みです。連結業績では、フランス連結子会社の赤字を個別業績の黒字で打ち返し、売上高・利益共に前回発表予想値を上回る見込みです。 2025 年2月期の通期連結業績予想につきましては、フランス連結子会社は医薬品及び化粧品の受注の回復ペースが鈍化している影響で通期業績も予想を下回る見込みですが、通期の個別業績が予想を上回りフランス連結子会社の下振れをまかなう見込みであることから、通期の連結業績も売上高・利益共に前回発表予想値を上回る見込みです。 (注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後発生する様々な要因により当該予想値と異なる結果となる可能性があります。

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