2026年3月期連結本決算経常見通し上方修正。30.1%増益を予想。
【業績予想/決算速報】タカミヤ<2445>が10月30日に発表した業績予想によると、2026年3月期本決算の経常損益は前回予想(1,650百万円)から上方修正され、30.1%増益の2,415百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(190百万円)から上方修正され、955百万円となる見通し。
決算期 |
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202503 本
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202603 本
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202603 本
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202509 中
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202509 中
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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|---|---|---|---|---|---|---|
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12
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会社実績
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2025/05/13
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43,827
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2,061
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1,856
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1,230
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12
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会社予想
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2025/10/30
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48,133
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2,939
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2,415
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1,507
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12
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従来予想
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2025/08/06
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49,400
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2,300
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1,650
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1,000
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6
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会社予想
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2025/10/30
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21,283
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1,109
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955
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577
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6
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従来予想
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2025/08/06
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22,550
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470
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190
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70
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当中間連結会計期間につきまして、売上高は当初予想を下回りましたが、各段階利益が当初予想を上回る見込みとなったため、2026年3月期第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想を修正いたします。詳細につきましては、下記の通りでございます。市場環境としては、人手不足と建設コスト高騰の影響で着工時期が不透明な状況が続いていることから、仮設機材の購入時期を先送りにして、レンタルで利用する傾向が依然として継続しております。このような背景でプラットフォーム事業において、「OPE-MANE」における新規ユーザーの獲得は予想を下回りましたが、ユーザーメリットが浸透したことに伴い、既存ユーザーが利用を拡大する動きが強まったことで、リカーリング収益は予想を上回り推移しました。レンタル事業においては、新たな事業の柱となる「OPE-MANE」の収益基盤が強固になったことを背景に、レンタルサービスにおける価格改善が図られました。着工延期等により社外出荷額及び労務売上が予想を下回りましたが、価格改定が着実に進行し、レンタル価格水準の引き上げ及び利益率向上を実現したことで総じて順調に推移いたしました。一部で大型現場における顧客の賃貸資産買取が寄与したこともあり、一時的な要因も含めて事業利益が当初予想を上回りました。販売事業においては、レンタル利用傾向が強い市場環境が影響し、販売高が予想を下回りました。販管費においては、プラットフォーム事業基盤の構築に向けてM&Aを含めた先行投資を実施した結果、減価償却費及びのれんの償却費が増加いたしました。一方、DXをはじめとした各種投資の効果が実現し始めており、プラットフォーム事業を中心に社内での業務効率化が進んだ結果、人件費をはじめとした諸経費を抑制することができ、生産性の向上が図られました。通期連結業績予想につきましては、プラットフォーム事業は引き続き堅調に推移し、販売事業においても期末に購入が進むことが予想されます。また、レンタル事業においては、社外出荷量は当初の予想を下回り推移することが見込まれますが、価格改定効果が継続することから、各事業において、下半期は当初予想通りに推移すると見込んでおります。そのため、修正後の通期業績予想は下半期予想を据置、上半期の上振れ分を反映しております。これらの結果、2025年5月13日に公表いたしました2026年3月期第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想を修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ り、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。以上