2024年3月期単体本決算経常見通し上方修正。58.8%増益を予想。
【業績予想/決算速報】NITTOKU<6145>が2月9日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(2,200百万円)から上方修正され、58.8%増益の3,700百万円になる見通し。
決算期 |
|
---|---|
|
202303 本
|
|
202403 本
|
|
202403 本
|
月数
|
区分
|
発表日
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
---|---|---|---|---|---|---|
12
|
会社実績
|
2023/05/12
|
22,500
|
1,985
|
2,330
|
1,712
|
12
|
会社予想
|
2024/02/09
|
22,700
|
--
|
3,700
|
2,600
|
12
|
従来予想
|
2023/05/12
|
24,000
|
--
|
2,200
|
1,550
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
下期に売上を予定していた案件の一部が、来期に後ろ倒しとなる可能性があり、通期の連結及び個別の売上高は当初予想対比減少となる見込みです。 一方、通期の利益については、生産システムの大型化・複雑化に伴い、近年は高額かつ新規要素を多く含む案件の受注が増加する傾向にあり、そのため一部の案件については低採算に陥る可能性も考慮したうえで当初予想値としておりました。しかし、当期においては、多岐に蓄積した技術ノウハウの活用、社内デジタル化の進展(EDI購買・調達システムの導入等)、サプライチェーン改革、付加価値向上等により利益率が向上し、生産効率化、原価低減によりコストダウンを実現、また加えて、外貨建て案件において為替影響がプラスに働いたことから、予想を上回る利益確保が実現でき、第3四半期累計期間における利益は連結、個別ともに当初予想対比増加となりました。第4四半期(3ヶ月間)の営業利益についても過去最高(連結20億9百万円)となる見込みであり、通期の連結及び個別の利益は当初予想対比上振れとなる見込みです。 また、第3四半期末時点の個別受注残高は過去最高の236億61百万円となっております。配当予想(1株当たりの年間配当金 34 円)についての変更はありません。*業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 上記の業績見通しは、当社が現時点で入手している情報及び合理的と判断した一定の前提に基づいたものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因によって、業績予想数値とは異なる可能性があります。開示すべき重要事実が発生した場合には、適時開示規則、当社情報開示基準に則り、速やかにお知らせいたします。