2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】高松機械工業<6155>が7月31日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(550百万円)から下方修正され、310百万円の赤字になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(96百万円)から下方修正され、381百万円の赤字となる見通し。
決算期 |
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202303 本
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202403 本
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202403 本
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202309 中
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202309 中
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/04/28
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16,675
|
516
|
619
|
489
|
12
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会社予想
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2023/07/31
|
15,365
|
-313
|
-310
|
-290
|
12
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従来予想
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2023/04/28
|
18,684
|
514
|
550
|
380
|
6
|
会社予想
|
2023/07/31
|
6,808
|
-384
|
-381
|
-285
|
6
|
従来予想
|
2023/04/28
|
8,694
|
90
|
96
|
71
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
第2四半期業績予想につきましては、当社グループの主要顧客である自動車業界向けの工作機械需要が徐々に回復に転じることを想定しておりましたが、足元では依然として調整局面にあり、期待する水準まで需要が回復していないこと、またこのような受注環境下、自動車業界以外の業種向けにも積極的に新規開拓を進め、その成果も出始めてきておりますが、新規ユーザ開拓に伴うニーズの多様化、複雑化による工数増加が生産に予想以上の影響を及ぼしていることから、売上高は年初予想を下回る見込みです。 利益面におきましては、昨年末に行いました製品価格等改定の効果も一部表れておりますが、売上高の減少に伴い、継続する原材料価格の高騰、人件費の増加、あさひ工場償却費負担等の影響が大きくなることで年初予想を下回り、赤字となる見通しであります。 なお、原材料価格の高騰が継続してきたことに対応し、7月以降の受注を対象として製品価格の改定を行いましたが、この効果のほとんどは来年度以降に発現するものと見込んでおります。 通期連結業績予想につきましては、工作機械業界では自動化ニーズの高まりや自動車業界の設備投資によって需要の拡大が見込まれることから、下期業績が改善する見通しでありますが、第2四半期業績の影響により、売上・利益ともに年初予想を下回る見通しであります。※上記の予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付け、安定的な配当水準を維持していくこと及び必要な内部留保を行っていくことを基本方針としております。 配当予想につきましては、当該基本方針を踏まえつつ、配当の継続性を考慮するとともに、業績見通しの修正を行ったことを勘案し、中間配当金を1株当たり5円、期末配当金を1株当たり5円に修正いたします。