業績速報

通期業績予想の修正に関するお知らせ

2024年2月期連結本決算、経常見通し下方修正、赤字予想に。

2024年01月12日 16:00 オキサイド(6521)
サプライズ度:
業績進捗状況: 評価なし
対前年成長率: 評価なし
会社予想
サプライズ度

【業績予想/決算速報】オキサイド<6521>が1月12日に発表した業績予想によると、2024年2月期本決算の経常損益は前回予想(652百万円)から下方修正され、733百万円の赤字になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは630百万円を予想している。

決算期
202402 本
202402 本
202402 本
月数
区分
発表日
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12
会社予想
2024/01/12
6,511
-833
-733
-483
12
従来予想
2023/10/13
8,773
471
652
430
12
コンセンサス
2024/01/11
8,300
450
630
410

※単位は百万円:今回会社から発表された内容

業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
<連結>当社グループの半導体事業において、2023年2月期後半に一部部材不具合の発生以降、その改善に取り組んでまいりました。2024年2月期第2四半期には、不具合の物理的メカニズムを解明し、試作した改良版部材の性能検証を完了しました。しかしながら、ベンダーのエンジニアリングに問題があり、量産化の確立に予想以上の時間を要しております。具体的には、品質にばらつきが発生し、量産上の再現性が得られておりません。製造工程の各種条件をひとつずつベンダーと検証しておりますが、これに時間を要しております。このため、当初、第3四半期及び第4四半期に見込んでいた売上げを達成することが困難となり、半導体事業の売上高は前回予想対比で1,928百万円の減収見通しとなりました。これまで、複数社購買体制の構築を進めてまいりました。セカンドベンダーについては、当社設計に基づいた部材の量産化に成功し、高歩留まりで長期信頼性評価に合格しました。セカンドベンダー製部材を搭載した当社レーザを2024年1月中旬から順次出荷予定です。今後は、セカンドベンダーの部材をメインに置き換えていく考えです。ヘルスケア事業においては、第2四半期累計期間においては計画を上回りました。しかしながら、第3四半期においては、当社の主要顧客を取り巻く市場環境の不透明感を受けて足元での需要が弱含んでおり、通期売上高は前回予想対比で107百万円の減収見通しとなりました。新領域事業においては、第2四半期までは概ね順調に推移しました。しかしながら、理化学用途向けの一部大型案件が延伸しており、通期売上高は前回予想対比で226百万円の減収見通しとなりました。このため、2023年4月14日に公表いたしました2024年2月期の通期業績予想を下方修正いたします。売上高については、前回予想数値を2,262百万円下回る6,511百万円を見込んでおります。上記の2,262百万円の減収見通しに伴う限界利益の減少に対して、製造原価における固定費は前回予想並みの水準、また株式報酬費用158百万円の一部が来期以降の計上見込となった以外の一般管理販売費も概ね前回予想の水準となり、営業利益は前回予想に対して1,304百万円未達の△833百万円となりました。営業外損益は、営業外費用で金融機関への支払手数料等の追加発生があり、経常利益は前回予想に対して1,385百万円未達の△733百万円となりました。また当社の保有する遊休となっていた固定資産の売却益239百万円を特別利益に計上及び損益の赤字化による法人税負担の軽減などから、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想に対して913百万円未達の△483百万円となりました。<個別(株式会社オキサイド)>上記、連結と概ね同様の理由により、2023年4月14日に公表いたしました2024年2月期の通期業績予想を下方修正いたします。詳細は以下の通りです。個別業績予想におきましては、半導体事業の売上高は前回予想対比で1,928百万円の減収見通しとなりました。また、ヘルスケア事業は107百万円の減収、新領域事業は131百万円の減収見通しとなりました。このため、2023年4月14日に公表いたしました2024年2月期の通期業績予想を下方修正いたします。売上高については、前回予想数値を2,166百万円下回る5,128百万円を見込んでおります。上記の2,166百万円の減収見通しに伴う限界利益の減少に対して、製造原価における固定費は前回予想並みの水準、また株式報酬費用の一部が来期以降の計上見込となった以外の一般管理販売費も概ね前回予想の水準となり、営業利益は前回予想に対して1,433百万円未達の△752百万円となりました。営業外損益は、営業外費用で金融機関への支払手数料等の追加発生があり、一方で為替差益の発生があり、経常利益は前回予想に対して1,319百万円未達の△374百万円となりました。また当社の保有する遊休となっていた固定資産の売却益239百万円を特別利益に計上及び損益の赤字化による法人税負担の軽減などから、当期純利益は前回予想に対して799百万円未達の△136百万円となりました。※ 上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって記載の予想数値と異なる場合があります。以 上

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