2024年3月期連結本決算税引前見通し下方修正。34.3%増益を予想。
2024年04月24日 15:30
パナソニックH(6752)
会社予想
サプライズ度
【業績予想/決算速報】パナソニック ホールディングス<6752>が4月24日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の税引前損益は前回予想(455,000百万円)から下方修正され、34.3%増益の425,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは447,706百万円を予想している。
決算期 |
|
---|---|
|
202303 本
|
|
202403 本
|
|
202403 本
|
|
202403 本
|
|
202403 Q4
|
月数
|
区分
|
発表日
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
---|---|---|---|---|---|---|
12
|
会社実績
|
2023/05/10
|
8,378,942
|
288,570
|
316,409
|
265,502
|
12
|
会社予想
|
2024/04/24
|
8,500,000
|
360,000
|
425,000
|
440,000
|
12
|
従来予想
|
2024/02/29
|
8,400,000
|
400,000
|
455,000
|
460,000
|
12
|
コンセンサス
|
2024/04/23
|
8,394,755
|
394,936
|
447,706
|
446,906
|
3
|
コンセンサス
|
2024/04/23
|
2,106,599
|
71,546
|
73,200
|
48,860
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
売上高については、為替が想定よりも円安で推移したことなどにより、上方修正しました。一方、利益については、調整後営業利益として、エナジーの車載電池事業において過去の製造不具合品対応に関する引当計上があったこと、また、その他の損益として、オートモーティブの一部の事業に関連するのれん減損損失(約100億円)を計上したことや、持分法損益の悪化及び構造改革費用の増加があったことなどにより、営業利益、税前利益及び親会社の所有者に帰属する当期純利益は、前回見通しを下回る見込みとなりました。また、上述ののれん減損損失などを計上した結果、「パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社の株式の譲渡に関する株式譲渡契約及び株主間契約の締結について」でお知らせした取引による2024年3月期以降の業績影響は、現時点で約500億円の損失を見込んでおり、このうち2024年3月期の業績に含まれる影響は軽微です。