2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。65%減益を予想。
【業績予想/決算速報】ヤマノホールディングス<7571>が3月15日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(230百万円)から下方修正され、65%減益の100百万円になる見通し。
決算期 |
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202303 本
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202403 本
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202403 本
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/05/15
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13,904
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297
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286
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173
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12
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会社予想
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2024/03/15
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13,900
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100
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100
|
0
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12
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従来予想
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2024/02/14
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14,100
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240
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230
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140
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
売上高につきましては、前期に報告セグメントとした教育事業については期初より計画を上回って推移しております。一方で、売上構成比で約7割を占める主力の和装宝飾事業において、コロナ禍後の本格的な回復を下期以降に見込んでおりましたが、物価の継続的な上昇による消費者心理の低下から顧客単価が下がっていることに加えて、受注商品の引き渡しの遅れも見込まれる状況です。また、美容事業及びDSM事業が繁忙期である3月商戦において苦戦していることや、リユース事業での冬物商戦が不調であったことから、前回予想を下回る見込みです。利益面につきましては、教育事業は期初の想定を上回る見込みですが、売上高減少による売上総利益の減少(特に粗利率の高い和装宝飾事業、リユース事業が大きく影響する見込み)及び売上の挽回を図った積極的な販売施策の強化による販促費の増加が見込まれています。加えて、2023年12月に実施した株式会社灯学舎の株式取得に伴うM&A関連のコストが発生すること等から、前回予想を下回る見込みです。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題のひとつとして位置づけており、安定的な配当の維持を基本方針としつつ、業績や今後の事業展開並びに内部留保の状況等を総合的に勘案しながら成果配分を行うことを基本方針としております。2024年3月期の期末配当予想につきましては、先行き不透明な経営環境において、今回の通期業績予想の修正を踏まえ、内部留保の充実及び今後の事業展開等を総合的に勘案し、誠に遺憾ではございますが、当初予想の1株当たり1.5円から無配とさせていただく予定です。株主の皆様には、深くお詫びを申し上げるとともに、早期に復配できるよう努めてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。