2026年3月期単体本決算経常見通し上方修正。46.4%増益を予想。
【業績予想/決算速報】CAPITA<7462>が9月10日に発表した業績予想によると、2026年3月期本決算の経常損益は前回予想(96百万円)から上方修正され、46.4%増益の101百万円になる見通し。
決算期 |
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202503 本
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202603 本
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202603 本
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202509 中
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2025/05/14
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3,369
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79
|
69
|
30
|
12
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会社予想
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2025/09/10
|
2,418
|
131
|
101
|
113
|
12
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従来予想
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2025/08/13
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2,503
|
115
|
96
|
44
|
6
|
会社予想
|
2025/08/13
|
1,256
|
54
|
44
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22
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
年6月23日に開示した「上場基準維持への適合に向けた計画」の一環として、当社は資本コストを意識した経営戦略を推進しています。この戦略は、事業の選択と集中、そして保有資産の効率化を通じて、企業価値の向上ひいては株主価値の最大化を目指すものです。この計画に基づき、以下の施策を実行した結果、収益力の向上が見込まれるとともに特別利益が発生しました。これに伴い、通期業績予想を修正することとなりました。なおこれらの施策は、資本効率の改善と、収益性・成長性の高い事業構造への転換を図るための重要なステップであり、持続的な企業価値向上に貢献するものです。1. 事業ポートフォリオの再構築自転車専門店事業(以下、専門店事業)の譲渡限りある経営資源を、より高いリターンが期待できる中核事業に集中させるための戦略的な判断として、収益性や成長性が見込みにくく、拡大には多額の資本を必要とする専門店事業を譲渡しました。これにより、不採算事業からの撤退による収益の改善に加え、譲渡益が特別利益として計上されました。2. 資本効率からの経営戦略に基づく資産の入れ替え不動産事業の資産入替当社の事業構造改革の一環として、この度、資産入替(アセットスワップ)を実施しました。これは、収益性が低く、老朽化が進んでいた不動産を売却し、その資金を、将来的な収益向上に貢献するより効率的な不動産資産に再投資するものです。この取引により、事業全体の収益性が改善されただけでなく、売却益を特別利益として計上することができました。今回の施策は、当社の資本効率を改善し、より収益性と成長性の高い事業構造へと転換を図るための重要なステップです。今後も、資本効率を基準としたM&Aを含む資産の入替を継続的に行うことで、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。以 上