2024年3月期単体本決算経常見通し上方修正。49.1%増益を予想。
【業績予想/決算速報】長野計器<7715>が2月9日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(4,600百万円)から上方修正され、49.1%増益の6,200百万円になる見通し。
決算期 |
|
---|---|
|
202303 本
|
|
202403 本
|
|
202403 本
|
月数
|
区分
|
発表日
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
---|---|---|---|---|---|---|
12
|
会社実績
|
2023/05/12
|
26,819
|
3,173
|
4,157
|
3,224
|
12
|
会社予想
|
2024/02/09
|
29,200
|
--
|
6,200
|
4,800
|
12
|
従来予想
|
2023/05/12
|
30,000
|
--
|
4,600
|
3,600
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
直近の業績動向を踏まえて、以下の理由により業績予想を修正いたします。 圧力計事業及び圧力センサ事業においては、当初目標としていた売上高の予想を上回る見込みですが、計測制御機器事業における空気圧機器及びエアリークテスターと、ダイカスト事業における自動車業界向けの売上高が、それぞれ当初目標としていた予想を下回る見込みです。これらの理由により、全体としての売上高は、当初業績予想を若干下回る予想といたしましたが、過去最高であった前期実績を上回る見込みとしております。なお、第2四半期時点で想定しておりました半導体業界向け製品の売上高の減少は、当期においては軽微なものとなる見込みです。 利益面では、上昇した原材料価格等の価格転嫁の効果に加え、経費の削減及び生産効率の改善効果により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも当初予想を上回る見込みです。 なお、第4四半期会計期間(2024年1月~3月)の利益見込は、生産効率向上の一環として進めている欧州における製造拠点の移転費用の発生を考慮して見積もっております。