2025年3月期連結本決算経常見通し下方修正。32.1%減益を予想。
【業績予想/決算速報】アコム<8572>が4月21日に発表した業績予想によると、2025年3月期本決算の経常損益は前回予想(87,500百万円)から下方修正され、32.1%減益の58,900百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは50,561百万円を予想している。
決算期 |
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202403 本
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202503 本
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202503 本
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202503 本
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202503 Q4
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2024/05/13
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294,730
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86,347
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86,715
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53,091
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12
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会社予想
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2025/04/21
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317,700
|
58,500
|
58,900
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32,100
|
12
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従来予想
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2025/01/31
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313,500
|
87,100
|
87,500
|
55,600
|
12
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コンセンサス
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2025/04/18
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317,711
|
50,111
|
50,561
|
28,641
|
3
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コンセンサス
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2025/04/18
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80,600
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-23,500
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
(1)連結業績予想の修正について前回の業績予想に対して、営業収益は、営業貸付金利息が計画を上回ったことに加えて、円安の為替影響を受けたことなどから、3,177億円(前回予想比42億円増)となる見込みです。営業費用は、貸倒関連費用、その他の営業費用が計画を下回ったものの、計画外で利息返還損失引当金に400億円を繰入れしたことから、営業費用全体では2,592億円(同328億円増)となる見込みです。利息返還請求につきましては、足もとの利息返還請求の動向などを勘案し将来の請求発生予想額を再算定した結果、必要な利息返還損失引当金は479億円となり不足額は400億円 となりました。これらの結果、営業利益は585億円(同286億円減)、経常利益は589億円(同286億円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は321億円(同235億円減)となる見込みです。(2)個別業績予想の修正について前回の業績予想に対して、営業収益は、営業貸付金利息が計画を上回ったことなどから、2,332億円(前回予想比7億円増)となる見込みです。営業費用は、貸倒関連費用、その他の営業費用が計画を下回ったものの、計画外で利息返還損失引当金に繰入れしたことから、営業費用全体では1,976億円(同322億円増)となる見込みです。利息返還請求につきましては、足もとの利息返還請求の動向などを勘案し将来の請求発生予想額を再算定した結果、必要な利息返還損失引当金は479億円となり不足額は400億円となりました。これらの結果、営業利益は356億円(同315億円減)、経常利益は400億円(同321億円減)、当期純利益は259億円(同240億円減)となる見込みです。その他期末の配当予想につきましては、2024年5月13日公表(1株あたり 7円、年間 14円)から変更はありません。※業績予想等は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、最終の業績等は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。以上