2024年2月期連結本決算経常見通し上方修正。8.5%減益を予想。
2024年02月29日 16:00
吉野家H(9861)
会社予想
サプライズ度
【業績予想/決算速報】吉野家ホールディングス<9861>が2月29日に発表した業績予想によると、2024年2月期本決算の経常損益は前回予想(7,100百万円)から上方修正され、8.5%減益の8,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは8,250百万円を予想している。
決算期 |
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202302 本
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202402 本
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202402 本
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202402 本
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202402 Q4
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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---|---|---|---|---|---|---|
12
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会社実績
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2023/04/12
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168,099
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3,434
|
8,741
|
7,234
|
12
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会社予想
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2024/02/29
|
186,000
|
7,400
|
8,000
|
4,800
|
12
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従来予想
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2024/01/11
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181,000
|
6,800
|
7,100
|
3,700
|
12
|
コンセンサス
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2024/02/28
|
185,550
|
8,000
|
8,250
|
4,800
|
3
|
コンセンサス
|
2024/02/28
|
45,908
|
1,899
|
1,427
|
362
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当連結累計期間の売上高は、新型コロナウイルス感染症の規制緩和に伴う社会経済活動の再開による人流の増加を追い風とし、前回予想では前年同期に対し107.7%で推移すると仮定をおいて算定しました。しかしながら、各事業の「客数獲得」に向けた販売施策の奏功に加えて価格改定の影響もあり、全社の既存店売上高が計画を上回って推移した結果、売上高は1,860億円(前年同期比110.6%)と増収となる見込みです。コスト面では、売上高上昇による変動経費の増加を適切に管理したことに加えて政府による光熱費の負担軽減策の支援を受けたことにより営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みです。これらにより、2024年2月期の連結業績予想を上記のとおり上方修正します。