後場の日経平均は12円安でスタート、レーザーテックや7&iHDなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39806.79;-12.32TOPIX;2834.44;-0.04
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比12.32円安の39806.79円と、前引け(39892.81円)から下げに転じてスタート。ランチタイム中の日経225先物は39790円-39860円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=147.50-60円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前週末終値をはさんで推移している一方、香港ハンセン指数は朝方は底堅かったがその後は売りに押され0.1%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。国内政局や日米関税交渉の不透明感が強く、積極的な買いは限定的のようだ。一方、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることや、円相場が落ち着いた動きとなっていることなどが安心感となっているもよう。
セクターでは、精密機器、医薬品、鉱業が下落率上位となっている一方、非鉄金属、機械、鉄鋼が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、中外薬<4519>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>、第一三共<4568>、武田薬<4502>、キーエンス<6861>、三井不<8801>、レーザーテック<6920>、NEC<6701>、7&iHD<
3382>が下落。一方、三菱重<7011>、東電力HD<9501>、関西電<9503>、日製鋼所<5631>、良品計画<7453>、東宝<9602>、IHI<7013>、フジクラ<5803>、メルカリ<4385>、三菱電<6503>が上昇している。
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