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消費関連株などに資金シフト

2026年02月13日 08:51 市況・概要

*08:51JST 消費関連株などに資金シフト  13日の日本株市場は売り先行で始まった後は、底堅さを見極めつつ押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。12日の米国市場は、NYダウが669ドル安、ナスダックは469ポイント安だった。人工知能(AI)進化が脅威になるとしてソフトウエアセクターのみならず、広範な業種に広がるとの見方が強まった。シカゴ日経225先物は大阪比705円安の56735円。円相場は1ドル=152円70銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになろう。IBMは前日に6%を超える下落となったが、12日も4%を超える下げとなるなど、AI開発新興のアンソロピックによる最新AIモデルが、ソフトウェア株への脅威になるとの見方が根強い。また、資産運用へも影響を与えるとして金融株が売られるなど、AI進化の脅威が広がりをみせている。そのなかで消費関連株などが買われており、東京市場においてもディフェンシブ株に向かいやすいだろう。

 もっとも前日の日経平均株価は初の58000円台に乗せたことで、目先的な達成感は意識されやすいところ。前週末から3500円超上昇するなど急ピッチの上げによって利益確定の売りも入りやすいところであり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところである。日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σと+3σとのレンジで推移しており、+3σ突破で過熱感が警戒されやすいところでもあり、+2σが位置する5
6830円辺りに接近する局面においては、押し目を拾う動きがみられそうだ。

 また、昨夕決算を発表したソフトバンクG<9984>は、予想を上回る内容だった。ADR(米国預託証券)で弱含んでいるが、傘下のPayPayは、米国での新規株式公開(IPO)を米国証券取引委員会(SEC)に申請したと報じられていることもあり、同社が底堅い値動きをみせてくるようだと、センチメントを明るくさせる可能性はありそうだ。

 そのほか、昨夕決算を発表したところでは、日産自<7201>、ユニチャーム<8113>、三菱マ<5711>、アマダ<6113>、シチズン<7762>、パンパシHD<7532>、ナブテスコ
<6268>、西鉄<9031>、NISSHA<7915>、ライオン<4912>、ベルテクス<5290>、サンリオ<8136>などの動向が注目されよう。
<AK>

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