個人投資家・有限亭玉介:米グーグルがAI機能強化へ!関連株への買戻し動きで思惑の注目株【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:米グーグルがAI機能強化へ!関連株への買戻し動きで思惑の注目株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年5月25日15時に執筆
米グーグルがAI機能強化を発表してから、AI関連が改めて物色されております。AIが何か特別なものではなく、現代人が当たり前に電気やスマホを使うようにAIもインフラ的な存在へと変貌していくのでしょうか。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
グーグルの「Gemini」、オープンAIの「ChatGPT」などの進化が目覚ましいですな。米国の代表的なGAFAだけでなく、その他ベンチャー企業でも各々の強みを持つ領域とAIを組み合わせたサービスも増えてきました。
グーグルのブラウザ「Chrome」で検索すると自分が求めていた回答をAIが一番上に表示してくれるように、これからは人間が必要なデータを探し求める無駄な作業は減っていく事になりそうです。人間のありとあらゆる欲望をAIが叶える存在になる日も遠くはないでしょう。それが本当に人間にとって良い事なのかはわかりませんがねぇ…。
昨今の地政学リスクの高まりや中東の大規模AIインフラへの投資を考えると、軍事目的でのAIの研究が加速する流れもあると思われます。その流れとは対照的に夢のような話をさせてもらうと、国家間で対立原因を全てAIが解決できるのなら完全な世界平和が訪れる可能性もゼロではないはずです。ただ、ただ、手塚治虫先生の名著「火の鳥-未来編-」のようなオチにならない事を願うばかりですが…。
そういえば、株式投資の世界もAIと関わりが深く、今や機関投資家だけでなく個人投資家でもAIを活用した情報収集から運用まで行う投資家が増えておりますからねぇ。いやはや一体どこまで進化するのか…。今回は進化し続けるAI関連の銘柄をピックアップしてみましたよ。
広告配信事業を手掛けるイオレ<2334>は、26年3月期に黒字転換する予想です。今年3月末に暗号資産金融事業及びAIデータセンター事業の開始を発表すると、またたく間にチャート(日足)は上値を追う展開となりました。時価総額が50億以下の小型株で足が軽く、直近でもGPUサーバーの販売事業の開始で思惑買いが流入しているようです。
オーダーメイド型AI「カスタムAI」を手掛けるLaboro.AI<5586>も好決算で動意しましたな。DX関連事業だけでなく、同社は気象庁の委託研究で竜巻渦を検知するAIでも高い評価を得ておりますよ。チャート(日足)は25日線・75日線を上回っており、どこまで下値を切り上げるか監視です。
衛生画像解析に強みを持つRidge-i<5572>は、直近でJAXAと地球デジタルツイン研究に向けたAIの実証が好感されました。チャートは底を打ってじわじわと切り返した後、6月11日の決算発表後にどうなるか監視中。
ニンテンドースイッチ関連として思惑があるCRI・ミドルウェア<3698>は、セガサミークリエイションのビデオカジノ機に、同社のミドルウェア製品「CRIWARE(R)」を提供したと発表が好感されました。カジノ関連としても思惑があり、4月以降のチャート(日足)は上昇トレンドで年初来高値を更新しております。
AIを用いた製造業向けシステムからDXコンサルまで手掛けるVRAIN Solution<135A>は、時代にマッチした業態でもあって好調な業績をキープしております。4月14日の決算が好感されて窓をあけて急騰しましたが、その後18日に年初来高値2800円をつけてから75日線付近まで調整していますが、ここから下値を切り上げていくかと注目します。
最後は車両管理サービスを展開するスマートドライブ<5137>です。同社も直近で年初来高値を更新しておりますよ。6月30日を基準日として1株を6株へ株式分割する事も発表し、好感されている模様。チャートは底値圏から浮上した形でもありますので上昇トレンド継続に期待したいですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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