nmsホールディングス---2Q増収、PS事業の売上高・利益がともに伸長
*16:53JST nmsホールディングス---2Q増収、PS事業の売上高・利益がともに伸長
nmsホールディングス<2162>は10日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.1%増の368.02億円、営業利益は同6.5%減の8.29億円、経常損失は2.74億円(前年同期は13.25億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失は4.43億円(同8.90億円の利益)となった。
HS事業(ヒューマンソリューション事業:人材ビジネス事業)の売上高は前年同期比6.7%増の122.59億円、セグメント利益は同0.7%減の3.08億円となった。国内事業については、これまで進めてきた高度エンジニア人材の育成を目的とした戦略投資による成果等もあり売上高は増加となったが、本社における管理コスト増加等の影響があった。海外事業については、これまでの基盤強化策の効果もあり、各社販売が増加傾向となり、利益面でも前年同期に対し増益となった。
EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)の売上高は同4.7%減の160.08億円、セグメント利益は同25.6%減の3.02億円となった。中国・ASEAN・北米において生産活動を展開しており、戦略投資の実行期にある。当中間連結会計期間においては、戦略投資拠点であるベトナム、北米事業において、量産開始等により堅調に推移したが、国内及び中国においてお客様の販売戦略変更による生産調整等の影響があった。
PS事業(パワーサプライ事業:カスタム電源事業)の売上高は同0.7%増の85.34億円、セグメント利益は同41.7%増の7.11億円となった。当中間連結会計期間において、需要は高い水準を維持しており、国内向け販売の増加など主力機種の受注が引き続き好調を維持し、経費の抑制効果等もあり、前年同期に対し大幅な増益となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.7%増の785.00億円、営業利益が同27.3%増の21.00億円、経常利益が同3.0%減の16.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同74.6%増の11.00億円とする期初計画を据え置いている。
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