NY為替:6月FOMCでの利下げ観測強まる、ドル反落
2025年04月25日 07:14
市況・概要
*07:14JST NY為替:6月FOMCでの利下げ観測強まる、ドル反落
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円28銭まで下落後、142円84銭まで上昇し、142円63銭で引けた。中国が米国との通商協議を否定したため米中関係悪化懸念にリスク回避の円買い、ドル売りが優勢となった。米クリーブランド連銀のハマック総裁が5月連邦公開市場委員会(FOMC)で政策修正を検討するのは時期尚早との考えを示した一方、6月会合で、もし、明白で説得力のあるデータがあれば、利下げする可能性もあると言及しドル売りに拍車がかかった。その後、トランプ大統領が中国と協議したと述べ米中関係への懸念緩和でドル売り、円買いが後退。
ユーロ・ドルは1.1348ドルへ下落後、1.1398ドルまで上昇し、1.1390ドルで引けた。トランプ大統領がFRBの利下げを期待しているとの発言でドル売りにさらに拍車がかかった。ユーロ・円は161円87銭へ下落後、162円52銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3290ドルへ弱含んだのち、1.3349ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8250フランから0.8288フランまで上昇した。
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