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後場の日経平均は374円高スタート、JX金属や三菱電などが上昇

2025年09月12日 13:07 市況・概要

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;44746.82;+374.32TOPIX;3163.97;+16.21


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比374.32円高の44746.82円と、前引け(44694.65円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は44480円-44540円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147.40-50円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ動きで0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後も底堅い動きで1.3%ほど大幅に上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ダウ平均先物が時間外取引で下値の堅い展開となっていることや、円相場が朝方に比べやや円安・ドル高方向で推移していることなどが株式市場で安心感となっているもよう。一方、東京市場が明日から3連休となることに加え、来週は16日・17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18日・19日に日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらの結果を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもある。

 セクターでは、精密機器、ゴム製品、不動産業が上昇率上位となっている一方、食料品、鉱業、パルプ・紙が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、マンダム<4917>、KOKUSAI<6525>、ANYCOLOR<5032>、キオクシアHD<285A>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、JX金属<5016>、ニデック<6594>、三菱電<6503>、楽天グループ<4755>が高い。一方、ダイキン<6367>、スクリーンHD<7735>、イビデン<4062>、ディスコ<6146>、良品計画<7453>、古河電工<5801>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、TDK<6762>、NTT<9432>が下落している。

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