30日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、原油や金利安を好感
*06:49JST 30日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、原油や金利安を好感
■NY株式:米国株式市場は上昇、原油や金利安を好感
米国株式市場は上昇。ダウ平均は790.33ドル高の49652.14ドル、ナスダックは219.07ポイント高の24892.31で取引を終了した。
労働市場が底堅く、経済の堅調な指標を受けて寄り付き後、上昇。原油価格が高値を更新後、利益確定売りに下落したほか、長期金利の低下で投資家心理が改善し続伸した。また、主要企業決算への期待を受けた買いに終盤にかけ上げ幅を拡大、ナスダックは過去最高値を更新し、終了。セクター別ではメディア・娯楽、医薬品・バイオテクが上昇、半導体・同製造装置が下落した。
建設機器メーカーのキャタピラ(CAT)は四半期決算で人工知能(AI)ブームが奏功し、長期見通しを引き上げ、上昇。製薬会社のイーライリリー(LLY)は四半期決算で、肥満治療薬の売り上げが強く、通期の見通しを引き上げ、上昇。半導体のクアルコム(QCOM)は中国の需要回復、データセンター市場への参入が好感され、上昇。レンタカー会社のハーツ・グローバル・ホールディングス(HTZ)は配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)と無人タクシーサービスなどを巡る提携を発表し、上昇。ウーバーテクノロジー(UBER)も上昇した。
取引終了後、携帯端末のアップル(AAPL)は四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回ったほか、増配、自社株買いを発表したが、時間外取引で売りが優勢となっている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:日本政府・日銀円買い介入との報道で円は大幅反発
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円11銭まで上昇後、156円16銭まで反落し、156円58銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が1969年来の低水準となるなど、労働市場の底堅さが示されたほか、米・3月PCEコア価格指数の加速で、ドル売りが一段落した。ただ、米1-3月期国内総生産(GDP)速報が前期から伸び拡大も予想下振れ、米4月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想外の50割れとなるなど低調な結果で、上昇も限定的となった。その後、報道で政府・日銀がドル売り・円買い介入を実施したとの報道を受け、円買いが再開した。
ユーロ・ドルは1.1681ドルへ下落後、1.1742ドルまで上昇し、1.1732ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策据え置きを決定した。ラガルド総裁が利上げを含め多くの選択肢を協議したことを明らかにしたことなどから、6月の利上げを織り込むユーロ買いが強まった。ユーロ・円は182円77銭から183円91銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3500ドルから1.3612ドルまで上昇した。英中銀は予想通り金融政策決定会合で政策金利を据え置き。ただ、石油ショックによるインフレ懸念で利上げ観測が強まり、ポンド買いにつながった。ドル・スイスは0.7856フランから、0.7806フランまで下落した。
■NY原油:反落、一時103.34ドルまで値下がり
4月30日のNY原油先物6月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-1.81ドル(-1.69%)の105.07ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは103.34-110.93ドル。中東紛争の長期化が警戒されており、アジア市場で110.93ドルまで値上りしたが。米国市場で103.34ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では105ドルを挟んだ水準で推移し、値動きが荒い状態が続いている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.46ドル +0.58ドル(+1.09%)
モルガン・スタンレー(MS) 190.59ドル +3.51ドル(+1.87%)
ゴールドマン・サックス(GS)923.77ドル +18.17ドル(+2.00%)
インテル(INTC) 94.48ドル -0.27ドル(-0.28%)
アップル(AAPL) 271.35ドル +1.18ドル(+0.43%)
アルファベット(GOOG) 381.94ドル +34.63ドル(+9.97%)
メタ(META) 611.91ドル -57.21ドル(-8.55%)
キャタピラー(CAT) 890.11ドル +80.06ドル(+9.88%)
アルコア(AA) 63.79ドル +1.33ドル(+2.12%)
ウォルマート(WMT) 131.93ドル +3.92ドル(+3.06%)
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