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米国株の最高値更新などを映して買い先行へ

2025年10月27日 08:25 銘柄/投資戦略

*08:25JST 米国株の最高値更新などを映して買い先行へ [本日の想定レンジ]
24日のNYダウは472.51ドル高の47207.12ドル、ナスダック総合指数は263.07pt高の2
3204.87pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比225円高の49545円だった。本日は前週末の米国市場で主要株価指数が過去最高値を更新したことなどからハイテク株中心に買いが先行して始まりそうだ。前週末は、半導体関連株中心に買われ、日経平均は3日ぶりに大幅に反発した。ローソク足はマドを空けて小陽線を形成し、終値は5日移動平均線(49150円)を上回り、短期的な調整一巡感を示唆したようだ。また、米メディアが26日、「米国と中国は、2日間にわたる貿易交渉の結果、フェンタニル問題や船舶入港料などを巡り、暫定的なコンセンサスに達した」と伝え、米中首脳会談を前に貿易摩擦激化緩和に対する期待も相場を支援する形になりそうだ。ただ、今週は重要なイベントが目白押しだ。28日から米連邦公開市場委員会(FOMC)、29日から日銀の金融政策決定会合が開催されるなど中央銀行ウィークに加え、28日に日米首脳会談、30日には米中首脳会談などを控える。これら重要日程の結果を見極めたいとの思惑もあり、次第に様子見ムードが強まるかもしれない。また、国内では、27日のキヤノン<7751>や、28日のアドバンテス<6857>、29日にNEC<6701>、30日に日立<6501>、富士通<6702>、京セラ<6971>、31日に東エレク<805>、TDK<6762>など主要企業の決算発表も予定されており、決算を受けた個別物色が活発になることも予想されよう。上値メドは、21日の高値(49945円)、心理的な節目の50000円、51000円、下値メドは、9日の高値(48597円)、心理的な節目の49000円、23日の安値(48399円)。48000などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限49800円-下限49200円



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