東証グロ-ス指数は3日続伸、主力市場同様に強い1日
*17:48JST 東証グロ-ス指数は3日続伸、主力市場同様に強い1日
東証グロース市場指数 1034.95 +15.36/出来高 3億4830万株/売買代金 2421億円東証グロース市場250指数 800.21 +11.97/出来高 1億7136万株/売買代金 1860億円
本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数がそろって3営業日続伸。値上がり銘柄数は416、値下がり銘柄数は163、変わらずは28。
15日の米国市場でダウ平均は34.86ドル高の44946.12ドル、ナスダックは87.69ポイント安の21622.98で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げの行方が不透明となり、寄り付き後、まちまち。ダウは、ユナイテッドヘルス(UNH)の上昇がけん引し堅調に推移するも、ミシガン大消費者信頼感指数が予想外に悪化したほか期待インフレ率の上昇で中盤にかけて失速した。一方、ナスダックはトランプ大統領が半導体200%-300%関税を近く発表すると警告したほか、半導体関連企業のアプライド・マテリアルズ(AMAT)の決算を嫌気し同セクターの売りが重しとなり、終日軟調に推移しまちまちで終了。
こうした米国市場を横目に、東証グロース市場指数は買いが先行して始まり、その後も上げ幅を拡大。買い一巡後はやや上げ幅を縮めて、保ち合い気味の推移となったが、後場からはじりじりと上げ幅を拡大。1034pt付近での横ばいを維持して終えている。
個別では、49.02%高となったAppBank<6177>が上昇率トップに。ヘッドウォータースと共同でAIエージェントサービスを本格始動するBTM<5247>、25年8月期通期業績予想の上方修正を発表したTENTIAL<325A>、「継続企業の前提に関する注記」の記載解消を発表したモンラボ<5255>などにも関心が向かった。売買代金上位銘柄では、データセクション<3905>、リベラウェア<218A>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、アルファクス<3814>、イタミアート<168A>、コンヴァノ<6574>などがランクイン。
一方、14.88%安となったロジザード<4391>が下落率トップに。売買代金上位銘柄では、GNI<2160>、フルッタフルッタ<2586>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、クリーマ<4017>、キッズウェル・バイオ<4584>、メドレックス<4586>などがランクイン。
なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、GENDA<9166>やカバー<5253>、フリー<4478>などが上昇。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6177|AppBank | 152| 50| 49.02|
2| 3814|アルファクス | 184| 42| 29.58|
3| 168A|イタミアート | 1315| 300| 29.56|
4| 6574|コンヴァノ | 2047| 400| 24.29|
5| 6039|動物高度医療 | 4000| 700| 21.21|
6| 3908|コラボス | 404| 67| 19.88|
7| 6573|アジャイル | 156| 24| 18.18|
8| 5247|BTM | 991| 150| 17.84|
9| 3541|農業総合研究所 | 671| 100| 17.51|
10| 325A|TENTIAL | 4750| 700| 17.28|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4391|ロジザード | 1310| -229| -14.88|
2| 4017|クリーマ | 282| -32| -10.19|
3| 4584|キッズバイオ | 293| -28| -8.72|
4| 4586|メドレック | 112| -10| -8.20|
5| 4444|インフォネット | 1029| -72| -6.54|
6| 7409|AeroEdge | 4480| -300| -6.28|
7| 2160|GNI | 2805| -178| -5.97|
8| 9345|ビズメイツ | 2323| -146| -5.91|
9| 2586|フルッタ | 329| -20| -5.73|
10| 5033|ヌーラボ | 879| -50| -5.38|
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