豪ドル週間見通し:もみ合いか、日本政府の円安けん制姿勢を警戒
2025年11月15日 14:55
市況・概要
*14:55JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、日本政府の円安けん制姿勢を警戒
■堅調推移、10月雇用統計は改善
今週の豪ドル・円は堅調推移。11月13日発表の10月雇用統計の改善を好感して豪ドル買い・円売りが活発となった。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は当面据え置きとなる可能性が高まった。日本銀行が12月に利上げを行う可能性はやや低下したとの見方も豪ドル買い・円売りを促す一因となったようだ。取引レンジ:99円46銭-101円83銭。
■もみ合いか、日本政府の円安けん制姿勢を警戒
来週の豪ドル・円はもみ合いか。雇用情勢は悪化していないため、豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は長期間据え置きとなる可能性が高い。ただし、日本政府が円安けん制姿勢を強めた場合、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがやや強まる可能性は残されている。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:99円00銭-102円00銭
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