フィスコニュース

NY為替:ウォラーFRB理事のハト派発言などでドル続落

2025年01月17日 07:25 市況・概要

*07:25JST NY為替:ウォラーFRB理事のハト派発言などでドル続落 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円35銭から155円11銭まで下落し155円18銭で引けた。米12月小売売上高が予想以上に伸びが鈍化、週次新規失業保険申請件数が予想以上に増加したため利下げを後押しする結果に米長期金利が低下に転じドル売りが優勢となった。同時に、ウォラーFRB理事が12月の消費者物価指数(CPI)や生産者物価(PPI)のように鈍化が一段と進めば、年3,4回の利下げの可能性もあるとの言及もさらなるドル売り圧力となった。

ユーロ・ドルは1.0261ドルまで下落後、1.0315ドルまで上昇し、1.0302ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の議事録で基本シナリオ維持なら追加利下げが適切との当局者の見解が明らかになりユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は160円57銭から159円75銭まで下落。日欧金利差縮小観測を受けたユーロ売り、円買いが続いた。ポンド・ドルは1.2175ドルまで下落後、1.2260ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9136フランまで上昇後、0.9100フランまで下落した。

<MK>

フィスコニュース


一覧へ