個人投資家・有限亭玉介:米不足&物価高の中の増税!財務省解体デモで盛り上がる注目株【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:米不足&物価高の中の増税!財務省解体デモで盛り上がる注目株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
-----------
※2025年4月20日9時に執筆
最近は買い物でも「もしかしたら値段が上がるかもしれないから今のうちに買っておいたほうが良いんじゃないか…」と、すっかりインフレマインドになりましたな。とは言え、米の値段は高過ぎじゃないですかねぇ…
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
今年の新卒の初任給は大幅に引き上げられたなんてニュースもよく報道されました。インフレによる経済の好循環が見え始めている一方で、政府からは緊縮財政や増税という政策提案ばかりで国民の不満が手に取るようにわかりますな。
石破首相は国民に一律給付金を検討していると発言したり、選挙に効果が無さそうとわかると最終的に引っ込めたり、何がしたいんですかねぇ。「石破首相の裏には別の意思決定者が存在するのでは…」という懸念が国民の間に広がっているようです。政府が備蓄米を放出してもJA農協の買い占めによって国内では米の小売価格が下がらず…むしろ海外で買った方が安いなんてSNS投稿もありましたね。きっとここも大阪万博よろしく、ミャクミャクと受け継がれる日本の省庁特有の利権が絡んでいるのでしょう。農水省に限らず、国民の不満の諸々が、SNSで話題でもTVメディアではほとんど取り上げられない、一連の「財務省解体デモ」にも繋がっているのかもしれませんな。
まして石破首相は日米の関税会談にも自身が行かずに、まず赤沢経済再生担当大臣を派遣したのはどういう意図なんですか。具体的なインフレ対策も、官僚に裏で糸を引かれた政策しか石破首相には出来ないでしょう。このままだと夏の参議院選挙に自民党はとてつもない数の議席を失う事になると多くの有識者は予想しているようです。
改めて投資家として目線で捉えてみても、やはり現与党には期待はできないようですが…ピンチがあればチャンスもあるように、このような状況だからこそ輝く銘柄もあるはずです。今回はそんな国民の怒りを受けて強含む銘柄をピックアップしてみました。
米飯類を主力に中食業界トップのわらべや日洋HD<2918>は、底値圏から反発すると直近で年初来高値を更新しております。4月10日の決算発表も好調で、PBRも1倍割れです。このまま中長期でトレンドを形成できるか監視中。
こちらもインフレを追い風に業績拡大している山崎製パン<2212>です。25年12月期も最高益予想となっております。米が高すぎてパンを買う回数が増えた人も多いでしょうな。底値圏から勢いよく25日線・75日線を上回っており、4月25日の決算発表後のチャートがどうなるかしっかり注視したいです。
低価格帯の衣料店を全国に展開しているしまむら<8227>も、生活苦で需要が高まるとの思惑があります。さらに、投資ファンドから配当性向の引き上げや自社株買いの要求で短期資金が流入している模様。直近では年初来高値まで買われ、どこまで下値を切り上げるか注視しております。
4月11日の決算が好感された大黒天物産<2791>は、チャート(日足)が底を打って切り返してきました。岡山地盤のディスカウントストアである同社は、25年5月期も最高益予想で、自社株買いにも積極的な様子。
物価上昇で生活が厳しい中ではキャンドゥ<2698>のような100円ショップは重宝されますねぇ。4月10の決算発表も好調で、円高メリット銘柄として要チェックです。PER・PBRは割高感はあるものの、まだまだチャート(日足)は上振れを狙っていける水準と見て監視しております。
最後は夏の参議院選を前に「動くか?」と見ている選挙関連株から、ムサシ<7521>です。投票用紙分類・計数機器でシェアトップの同社は、3Q決算で既に通期計画を超過しました。こんなに業績は好調なのにPER・PBRはかなり割安で放置されているのですから…参院選が近づけばどうかと密かに注目中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
----
執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
<HM>
