東証グロース市場250指数先物見通し:買い優勢か
2025年09月22日 08:05
市況・概要
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い優勢か 本日の東証グロース市場250指数先物は、買いが優勢となりそうだ。先週末のダウ平均は172.85ドル高の46315.27ドル、ナスダックは160.76pt高の22631.48ptで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを好感した買いが続き、寄り付き後、上昇。積極的な利下げへの支持が見られず金利上昇を嫌気し一時失速も米中首脳会談での進展が伝えられたほか、下院が共和党のつなぎ融資案を可決したことが好感され、その後、続伸した。本日は株式先物、株価指数オプション、個別株オプション取引の取引最終日となるトリプルウィッチングでテクニカルな買いもけん引したと見られ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、相場は連日で過去最高値を更新し終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は買いが優勢となりそうだ。日米株が上昇基調を強める中、取り残された感が強く、戻り売り圧力は強いと思われる。一方で、日銀が保有するETFについて年間3300億円程度売却する方針を示したことで、ETF売り圧力の少ない新興市場への資金流入が期待できるほか、25日移動平均線を上抜いたことで、投資マインドの改善も見込まれそうだ。プライム市場が伸び悩む局面での値動きに注目したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の769ptで終えている。上値のメドは780pt、下値のメドは760ptとする。 <SK>
