後場の日経平均は177円高でスタート、三井海洋や東電力HDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;51484.66;+177.01TOPIX;3297.41;+19.17
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比177.01円高の51484.66円と、前引け(51396.85円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は51290円-51560円のレンジで上昇。ドル・円は1ドル=153.00-10円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値近辺での動きで0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は底堅く推移し0.4%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。日銀が金融政策決定会合で政策金利である無担保コール翌日物レートの誘導目標を0.5%で据え置くと決めたことが伝わり、市場で安心感となっているもよう。一方、今日の取引終了後には植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもある。
セクターでは、非鉄金属、鉱業、電気機器が上昇率上位となっている一方、空運業、陸運業、その他製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、NEC<6701>、三井海洋<6269>、キオクシアHD<285A>、スクリーンHD<7735>、東電力HD<9501>、洋エンジ<6330>、住友電工<5802>、富士通<6702>、ニデック<6594>が高い。一方、カプコン<9697>、JR東海<9022>、ディスコ<6146>、コマツ<6301>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、KOKUSAI<6525>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>が下落している。
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