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日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感緩和

2025年07月31日 14:10 市況・概要

*14:10JST 日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.33(低下率1.43%)の22.71と低下している。なお、今日ここまでの高値は22.95、安値は22.54。

昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ダスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことなどを受け、今日の東京市場は楽観ムードが優勢となり、日経225先物は上昇して始まった。市場では、日銀金融政策決定会合を受けた植田日銀総裁の会見を確認したいとする向きもあるが、今日は取引開始後も日経225先物が堅調な動きとなっていることからボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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