米ハイテク株高を映して買い先行か
*08:25JST 米ハイテク株高を映して買い先行か
[本日の想定レンジ]
6日のNYダウは63.31ドル安の46694.97ドル、ナスダック総合指数は161.16pt高の22941.67pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比395円高の48585円だった。本日は前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを映して、買いが先行して始まることが想定される。自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相が新総裁に選出されたことが好感され、リスク選好ムードが強まり、一時初めて48000円台まで上値を伸ばす場面があった。ローソク足は節目の46000円前後でマドを空けて大陽線を形成するなど、買い気の強さを窺わせる形となった。本日も高市トレードが続く可能性がある。また、前日の米国市場では、米オープンAIと半導体供給に関する契約を締結した米アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が相場をけん引しただけに、ハイテク株主導の上昇トレンドが期待されるだろう。また、ナイトセッションの日経225先物は48500円を超える上昇となっており、さや寄せの動きも見込めよう。ただ、25日移動平均線(44411円)との乖離率は8%近くに達しており、短期的な相場の過熱感があることも事実で、買いの勢いが鈍れば反動安場面に対するリスクがあることには注意したいところだ。上値のめどは、心理的な節目の48000円や49000円、昨年12月27日の高値(40398円)から今年4月7日の安値(30792円)までの下げ幅の倍返しとなる50000円、下値のめどは、心理的な節目の47000円や46000円、5日移動平均線
(45626円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限48800円-下限48000円
<SK>
