東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
2025年02月21日 08:05
市況・概要
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を予想する。前日20日のダウ平均は450.94ドル安の44,176.65ドル、ナスダックは93.89pt安の19,962.36ptで取引を終了した。主要小売企業のウォルマートの決算が冴えず国内消費鈍化懸念に、寄り付き後、下落。また、週次分新規失業保険申請件数の増加や1月景気先行指数の予想以上の悪化で、景気減速懸念が広がり相場は続落した。また、ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ政府の特使との協議後の会見中止発表を受け停戦期待が後退し一段安となり、終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を予想する。夜間取引が弱含んだことで、3日続落の流れとなっているが、連日で下ヒゲを形成しており、一方的に売られるような状況ではない。米国株との相関性が低下しているほか、VIX指数も低水準のため、引き続き下値では押し目では買いが入りそうだ。一方、為替が1ドル=150円を下回ってきたことから、円高進行には留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の677ptで終えている。上値のメドは685pt、下値のメドは670ptとする。
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